くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

アコースティックな午後

2012年11月17日 23時46分11秒 | 芸能

何もなければ昨日に引き続いて京都・新京極のお寺散策をテーマに東側町より北の話を続けと
思っていたのですが、その話はちょっと延期して・・・

今日の午後は大阪・平野区喜連(きれ)西にある大阪市立男女共同参画センター 南部館 
クレオ大阪南
で開催された-古典筝曲地唄演奏会-第九回ジョイントリサイタル
呼んでいただいて行ってきました。

演奏者は大授導と言う指導者達の指導者である立場になられてからでも40年を経られている
超ベテランのお二人。

コチラはアマチュアギタリストとしてはかなりの腕前の大学時代の友人夫婦で、息子はプロの
ベースギタリストとして有名な歌手のレコーディングやコンサートに呼ばれるクラスである親を
誘って一緒に行った。

ビシッとした気迫溢れる演奏と唄を四曲。 
一曲が約20~25分程度の長さで、普通の現代曲が4~5分/曲だから5倍くらいのボリューム。

光崎検校作 五段砧 松浦検校作 若菜 作者不詳 四段砧 三橋勾当作 松竹梅

同行の友人達は先日の雅楽の会に誘ってくれた、僕と同じようになんでもコイの音楽好きで
高校時代は古典音楽部で琴の演奏も経験がある僕に似合う変人。
奥さんは創作ダンスや”なんやらビクス(?)”の達人であったりもする。

いつもため息が出るほどの素晴らしい演奏で、今回も掛け合いの妙義など聴かせてもらって
大満足させてもらいました。
友人も筝といい三絃と言い同じ弦楽器に触れる者として『とても勉強になった』と感激して
なかなかこういうものを聴く機会が無いのでととても喜んでくれた。

そのあと友人達とも別れ、家内は独身時代の会社のOB・OG会に梅田へ。
僕は別にまた誘われていた若手の音楽会へ。

こちらは奈良・當麻寺のすぐ近くの古民家ギャラリー しい という小さな町屋。
京都在住シンガーソングライター 安藤明子音楽会 うたとことば というイベント。

第一部のソロ                      と  第二部のコラボ
     

コチラの楽器はフォークギターとクラシックのガットギター。

お客さんもこんな具合で 普段はこんなギャラリーの場所だ。
            

日本古来の楽器の熟練された演奏で江戸時代からの調べを聴いたすぐ後で、洋楽器で現代風の
弾き語りを聴く。

なんと贅沢な午後と日暮後だったか。
なんだか目の前を音符が漂っているような錯覚で家に戻って1人飯しました。