またまた京都非公開文化財特別公開 2012 秋季 の続きです。
今日ははりきって午前中に第3弾をUPする異例の日記。
(2日前の9日にも2題/日UPしたところだが・・・)
お昼前に第3弾!3・4ヵ所目の真珠庵と聚光院を済ませたら、4時の受け付け終了まで幾つ
周れるかが自分への挑戦のような気がして来て、昼飯なんぞ悠長に喰らっている場合では
無い気になるから、この腹減らしの大喰らいが如何に真剣だったかが窺がえますやろ?
大徳寺前から北大路を一気に東へ鴨川を渡り
洛北高校から下鴨神社、もう一度鴨川を渡り
河原町通りを南下して今出川を越えて
京都御所の東、府立医大まで。
バス停にすると13個目までひた走り。
(走ったのはバスだけど)
〇の冷泉家にも寄りたかったのが5日まででした。
北大路バスターミナルは5路線往復の10方面に
向かうバスとバス車庫の入り乱れるところ。
暗いビルの下、格納庫みたいなところをすり抜ける
のは鉄ちゃんなのにワクワクする。
糺の森 なんて読める人どのくらい居るのだろう?と
クイズ番組を思い浮かべたり(Tadasunomori)
そんなうちに府立医大の建物が河原町通りの両側に見えたところでバスを降り、マップでは徒歩
5分で御所の塀まで行って北に沿って上がる経路になっているが東側の東門(薬医門)から
大殿裏の長い壁巻くように西へ回って清浄華院(しょうじょうけいん)に入る。
「浄土に咲く蓮の華のように、清らかな修行ができる場所」という願いを込めて名付けられた
浄土宗八総大本山の1つ、京都四箇本山の一つで法然上人25霊場の23番霊場。
法然上人をお祀りする大殿(御影堂)で寺の縁起や今回の非公開文化財などの説明があり
平安時代の阿弥陀さん大方丈で阿弥陀三尊像を拝みます。
両脇侍の観音菩薩・勢至菩薩像は、「大和座り」と呼ばれる珍しい座り方をしています。
正座のように足を曲げる様子は、実は踵(かかと)を立てた座り方で、いつでもサッと立てるように
われわれ衆生をお迎えに来てくれている様子を表しています。
大殿と大方丈で重要文化財『泣不動縁起』絵巻の展示やレプリカでの説明がありました。
西の表玄関 総門を出て少し南へ行ったところが 天台圓浄宗 大本山廬山寺(ろざんじ)
正式には盧山天台講寺(ろざんてんだいこうじ)という。
比叡山延暦寺の中興の祖として名高い元三大師、その深い学識や政治的手腕、人並み外れた
霊感などから鬼大師・角大師といった異名で知られ、大師堂本尊である良源像の御前立として
祀られる。
紫式部は、廬山寺の境内に住んでおり、「源氏物語」「紫式部日記」「紫式部集」などは、ほとんど
この地で執筆されたものと伝わる。
庭だけは撮影を許されて何枚も撮りましたが、源氏物語絵巻風に植栽が施され、右端の画像の
右奥隅の門を開けてみる景色は苔の部分が雲のようで一段と美しいそうです。
寺を出て河原町通りに出た頃にはさすがに腹減りもピーク 京都府立医大病院の一階にある
コンビニに飛び込んでおにぎりとお茶を買って小腹を満たしました。
もう少しこの文化財観光におつきあい願います。
暦に載りにくい面白こよみ 十一月十二日
この日は普通の暦 パンの日 洋服記念日 皮膚の日 以外に特にありません。