「Go To トラベル」京都は期待薄だとネットのニュースに出ていました。渡月橋の閑散とした写真が出ていました。他の地域はどうなんでしょうねぇ。そもそもこのキャンペーンだと今まではあきらめていたお高い旅行ばがりが売れて偏ってしまうでしょうから、この施策ちょっとスジがよくないような感じがします。
スジからしてあまりよくなく、実施時にも一転二転でトラブル続きです。travel=trouble、つまりtravelとtroubleの語源は同じ?そういう話を聞いたことがあります。
では真偽のほどを調べてみましょう。こういうときは、ガセもいっぱいあるgoogleなんかに頼ってはいけません。やはりOED (オックスフォード英語大辞典)です。早速調べてみますと、さすがOED、説得力があります。
trouble: 心や感情の乱れを表す;心配、いらだち、哀しみなど/古いフランス語のtrubleを語源とする、とあり13世紀以降の用例が乗っています。
travel: 旅行をすること、特に遠い地とか外国へ行く旅/語源はtravail(陣痛、労苦)とあります。遠いところに行くのは大変な苦労であった時代にできた言葉なんでしょう。
この2つの語のつづりのミドル・イングシッシュ以降の変遷(異綴り)もOEDには載っていますが、共通のものはおろか近いものもありませんので、これらは起源を異にする全く別の語といえます。でもGo to トラベル=Go to トラブルなのはその通りのようで。
スジからしてあまりよくなく、実施時にも一転二転でトラブル続きです。travel=trouble、つまりtravelとtroubleの語源は同じ?そういう話を聞いたことがあります。
では真偽のほどを調べてみましょう。こういうときは、ガセもいっぱいあるgoogleなんかに頼ってはいけません。やはりOED (オックスフォード英語大辞典)です。早速調べてみますと、さすがOED、説得力があります。
trouble: 心や感情の乱れを表す;心配、いらだち、哀しみなど/古いフランス語のtrubleを語源とする、とあり13世紀以降の用例が乗っています。
travel: 旅行をすること、特に遠い地とか外国へ行く旅/語源はtravail(陣痛、労苦)とあります。遠いところに行くのは大変な苦労であった時代にできた言葉なんでしょう。
この2つの語のつづりのミドル・イングシッシュ以降の変遷(異綴り)もOEDには載っていますが、共通のものはおろか近いものもありませんので、これらは起源を異にする全く別の語といえます。でもGo to トラベル=Go to トラブルなのはその通りのようで。