銃撃の「銃」は拳銃とかライフルなどの銃器です。「撃」は辞書で調べると「打つ」という意味ですが、銃撃と続くと銃で攻撃するという語感が私には感じられます。一方発砲の「発」は発射する、「砲」は鉄砲の砲ですから、発砲は鉄砲や拳銃のタマを発射するという意味で、攻撃する場合と威嚇する場合の両方の意味合いがあるように感じられます。
少し前名古屋の栄で郵便局強盗があり犯人を確保する際に警官は「発砲」したそうです。これは犯人めがけて撃ったのではなく、威嚇射撃だったようです。でも日本の警官がいつも威嚇だけに発砲するのではなく、場合によっては犯人めがけて発砲することもあります。
さきごろアメリカで警官が車の中に逃げ込もうとした犯人に7発の銃弾を発射した事件がありました。これを伝える新聞記事やテレビ報道はほとんどすべて警官による黒人「銃撃」事件という言い方をしています。日本で警官が職務で拳銃を撃った場合は「発砲」と伝えるのに、アメリカの警官だと「銃撃」となるようです。
テレビのニュースでは、犯人が車の中に逃げ込もうとしているところを警官が追いかけ拳銃を発射する映像を何度も何度も繰り返して流していてこの映像が目に焼き付いてしまいます。でもこの事件はその前の部分もあったはずです。
ほとんどのテレビのニュースやワイドショーの伝え方はこの映像だけみてコメンテーターがいろいろ言っていましたが、ひとつだけ民放の女性がキャスターを務めるワイドショーで、サブキャスターである局アナがとても興味深いことを言っていました。
彼は、まずその映像に至るまでにその男性がどういうことをしたので警察のごやっかいになっているのかを伝えた上で、車に逃げ込もうとするのは犯人が車にある武器、凶器を取り出す可能性があるので警官は正当防衛の行動して発砲する、と言っていました。確かに映像では警官は犯人を追いかけているときに発砲したのではなく、車に逃げ込んだ犯人に発砲しています。
テレビで例の映像を何度も流し、こんな黒人差別は許されないというコメントで溢れています。差別は許されないというのはその通りですが、報道の中立性を保つならば、映像に至る前のことや警官の正当防衛性についてきちんと伝えるべきでしょう。切り取られた映像を何度も繰り返して流すのは、事件を扇情的にあおり印象操作することになるので考えものです。加えて文字表現では、「発砲」が「銃撃」になっています。これら一連の事柄は何らかの意図があるのでしょうか。こうした中、事件の本質を伝えようとした某ワイドーショーは勇気があったと思います。
確かに拳銃を7発撃ったことは過剰防衛の可能性があります。差別問題の根を断ち切れないアメリカ社会の闇は深いと思います。でも差別があるので犯罪を犯してもいいということにはなりません。アメリカではこれらの問題はとてもセンシティブで、一部のマスコミは事をやたらとあおって報道しています。その扇情的になっているアメリカの報道を日本のマスコミがそのままタレ流しているようではいけません。日本のマスコミの報道姿勢の問題も根深いものがあります。
少し前名古屋の栄で郵便局強盗があり犯人を確保する際に警官は「発砲」したそうです。これは犯人めがけて撃ったのではなく、威嚇射撃だったようです。でも日本の警官がいつも威嚇だけに発砲するのではなく、場合によっては犯人めがけて発砲することもあります。
さきごろアメリカで警官が車の中に逃げ込もうとした犯人に7発の銃弾を発射した事件がありました。これを伝える新聞記事やテレビ報道はほとんどすべて警官による黒人「銃撃」事件という言い方をしています。日本で警官が職務で拳銃を撃った場合は「発砲」と伝えるのに、アメリカの警官だと「銃撃」となるようです。
テレビのニュースでは、犯人が車の中に逃げ込もうとしているところを警官が追いかけ拳銃を発射する映像を何度も何度も繰り返して流していてこの映像が目に焼き付いてしまいます。でもこの事件はその前の部分もあったはずです。
ほとんどのテレビのニュースやワイドショーの伝え方はこの映像だけみてコメンテーターがいろいろ言っていましたが、ひとつだけ民放の女性がキャスターを務めるワイドショーで、サブキャスターである局アナがとても興味深いことを言っていました。
彼は、まずその映像に至るまでにその男性がどういうことをしたので警察のごやっかいになっているのかを伝えた上で、車に逃げ込もうとするのは犯人が車にある武器、凶器を取り出す可能性があるので警官は正当防衛の行動して発砲する、と言っていました。確かに映像では警官は犯人を追いかけているときに発砲したのではなく、車に逃げ込んだ犯人に発砲しています。
テレビで例の映像を何度も流し、こんな黒人差別は許されないというコメントで溢れています。差別は許されないというのはその通りですが、報道の中立性を保つならば、映像に至る前のことや警官の正当防衛性についてきちんと伝えるべきでしょう。切り取られた映像を何度も繰り返して流すのは、事件を扇情的にあおり印象操作することになるので考えものです。加えて文字表現では、「発砲」が「銃撃」になっています。これら一連の事柄は何らかの意図があるのでしょうか。こうした中、事件の本質を伝えようとした某ワイドーショーは勇気があったと思います。
確かに拳銃を7発撃ったことは過剰防衛の可能性があります。差別問題の根を断ち切れないアメリカ社会の闇は深いと思います。でも差別があるので犯罪を犯してもいいということにはなりません。アメリカではこれらの問題はとてもセンシティブで、一部のマスコミは事をやたらとあおって報道しています。その扇情的になっているアメリカの報道を日本のマスコミがそのままタレ流しているようではいけません。日本のマスコミの報道姿勢の問題も根深いものがあります。