リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

皇帝のうた

2020年08月30日 21時14分58秒 | ウソゆうたらアカンやろ!他【毒入注意反論無用】
何げにテレビを付けましたら、リュート奏者の佐藤亜紀子が出ていました。番組はNHKのらららクラシックです。最後の方を見ただけなのでどういう内容なのかはわかりませんでしたが、おおよその内容(の一部?)は推測できました。

亜紀子さんがヴィウェラを持っていましたし、画面の右上に「秀吉」と出ていたので、多分天正少年使節の少年たちが秀吉の前で演奏した曲目に関してでしょう。アナウンサーが亜紀子さんに一言二言問いかけて演奏に入りました。曲はナルバエスの皇帝のうたです。

番組では、実は御前演奏の曲目は皇帝のうたではない可能性が大だけど、そうだったらいいなー、みたいなノリでやってたのかも知れませんので、番組自体の在り方についてどうこういうつもりは全くありません。亜紀子さんの演奏もとても綺麗でしたよ。

御前演奏でどういう曲を弾いたかに関しては、まったく手掛かりとなる資料がないので不明です。でもこういう曲を少年たちは現地で学びそれを秀吉の前で演奏したという可能性は探ることができます。でもその可能性が低い曲が定説みたいになっている、というようなトピックは以前当ブログにエントリーしたことがあります。

確かブラタモリだったと思いますが、そこでも「御前演奏の曲目=皇帝の歌」を伝えていました。皇帝のうた→秀吉の御前演奏というのは確かにわかりやすいし座りもいいですが、単なるネタと見たほうがいいでしょう。ひとつのウソを100の真実でかためるとそのウソはホントに見えてくると言いますが、この説は一皮むけばアレ?っとなります。