コンサートのプログラムをさらっていましたら、プツンという音が。見ると6コースのバス弦が1フレットあたりから切れていました。使用している弦はアキラのローデドナイルガット弦CD115です。手持ちのストックは2本、CD120とサバレスのKF101がありましたので、CD120と書かれている袋から弦を取り出し張ってみました。
ブリッジに弦を巻き、ペグの穴に弦を通してピッチを上げていくのですが、テンションが高くなってきたのに妙にピッチが低いです。おかしいなと思って、よく弦を見るとえらく太いではありませんか!
なんとCD120と書かれた袋にCD200くらいの弦が入っていました。(ゲージで測っていないので正確な太さはわかりませんが)こんなことは長いことリュートを弾いていますが初めてです。
本当は張る前に気がつくべきでしたが、まさか違うゲージの弦が入っているとは考えてもみなかったことなので、お粗末な話ですがそのまま張ってしまいました。
この際ですから6コースだけでなく、7コース~11コースまでペグのすべり具合の調整をして弦の交換をすることにしました。私は6~9コースのバス弦は伸びない素材の糸(帝人テクノーラ)でつないでペグに通しています。このコースは合成樹脂でもガットでも金属巻き線でもナットのところの抵抗が大きく、ペグを回してもスムーズに音程があがってくれません。これは主にナットの溝のところの抵抗が大きく、ペグを回してもペグボックス内の部分しか弦が伸びないからです。そういったことを避ける手段として、少し面倒ですがここの部分を帝人テクノーラでつないでやるわけです。
実は19日のコンサートは古い弦でもいけるだろうとタカをくくっていたのですが、切れた以上は替えないといけません。ただ今回新しい弦に交換したことでストックがなくなってしまいました。もっとも6コースのKF101はガット弦そっくりの見てくれですがフロロカーボンなので100%切れることはありませんし、他のCD弦も新しいのでまず大丈夫でしょう。一応ガット弦のストックはありますので、万が一のためにそれらを用意して本番に臨む予定ですが。
ブリッジに弦を巻き、ペグの穴に弦を通してピッチを上げていくのですが、テンションが高くなってきたのに妙にピッチが低いです。おかしいなと思って、よく弦を見るとえらく太いではありませんか!
なんとCD120と書かれた袋にCD200くらいの弦が入っていました。(ゲージで測っていないので正確な太さはわかりませんが)こんなことは長いことリュートを弾いていますが初めてです。
本当は張る前に気がつくべきでしたが、まさか違うゲージの弦が入っているとは考えてもみなかったことなので、お粗末な話ですがそのまま張ってしまいました。
この際ですから6コースだけでなく、7コース~11コースまでペグのすべり具合の調整をして弦の交換をすることにしました。私は6~9コースのバス弦は伸びない素材の糸(帝人テクノーラ)でつないでペグに通しています。このコースは合成樹脂でもガットでも金属巻き線でもナットのところの抵抗が大きく、ペグを回してもスムーズに音程があがってくれません。これは主にナットの溝のところの抵抗が大きく、ペグを回してもペグボックス内の部分しか弦が伸びないからです。そういったことを避ける手段として、少し面倒ですがここの部分を帝人テクノーラでつないでやるわけです。
実は19日のコンサートは古い弦でもいけるだろうとタカをくくっていたのですが、切れた以上は替えないといけません。ただ今回新しい弦に交換したことでストックがなくなってしまいました。もっとも6コースのKF101はガット弦そっくりの見てくれですがフロロカーボンなので100%切れることはありませんし、他のCD弦も新しいのでまず大丈夫でしょう。一応ガット弦のストックはありますので、万が一のためにそれらを用意して本番に臨む予定ですが。