リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バロック音楽の旅15第6回コンサート

2023年02月19日 23時05分07秒 | 音楽系
今日はバロック音楽の旅15の第6回コンサートでした。これで本年度の全講座が終了です。

演奏はソプラノの森川郁子さんで、私がバロック・リュートで伴奏をいたしました。



今回のプログラムは「音楽の父と母」と題してバッハとヘンデル(+α)の作品で組んでみました。

ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685 - 1750)

アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帖より:
コラール「わが魂の友よ、汝の愛に安らげば」BWV517
アリア「汝のそばでよろこび持て」BWV508(シュテルツェル作?)
メヌエット ニ短調BWV Ahn. 132(リュート・ソロ)

リュートのための組曲BWV1006aより
ルール、ロンド風ガヴォット(リュート・ソロ)

(アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帖より)
アリア「わが魂よ、鐘の音が聞こえる墓のなかで」BWV509
レチタティーヴォ「われは満ち足れり」とアリア「疲れし瞳よ」BWV82より

------------------------------ 休憩 ---------------------------------

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685- 1759)

カンタータ「妖精と羊飼い」HWV139aよりレチタティーヴォ「心に愛の炎を」と
アリア「私を虜にした妖精は」

アリア「泣かなくてもいいように」(作者不詳)

サラバンドと変奏HWV437(リュート・ソロ)
アリア「涙の流れるままに」(オペラ・リナルドHWV7より)
アリア「白い薔薇よ」HWV160a
アリア「神がわれらの味方ならば」(オラトリオ・メサイアHWV56第52曲)

今回は有名どころの曲と、有名でないにしてもキャッチーなメロディやサウンドの曲をずらりと並べてみました。



今日はとてもあたたかく会場の暖房が不要なくらいでしたが、一応念のため少し暖房を入れることにしました。(前回1月の講座では本当に暖房なしでしたが)いつものように熱心な方々に多数お越し頂きました。アンコールは、当ブログで紹介しましたユーミンの「Grey」を演奏ししました。歌詞が日本語ということやらユーミンといことやらもあってなんか一番受けたみたい・・・

来年度はまたシリーズ16が9月から始まります。