リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

2回目のリハーサル

2023年02月13日 23時12分45秒 | 音楽系
今日は2回目のリハーサルでした。

実は前回会場の時間切れでさらえなかった曲が2曲も!ありまして、まずそれからです。時間はたっぷりあるものと油断して気がついたら時間がなくなっていたという感じでした。今日はしっかりと時計を見ながらすすめました。

まずヘンデルのビアンカ・ローザHWV160aです。このHWV160はa,b,cの三種類の枝番がありまして、それぞれ微妙に異なっています。以前160bの後半2曲を森川さんと演奏したことがありましたが、今回はaです。aもbも第1曲目は同じ曲ですが、よく見て見ると結構微妙に異なっています。私の好みでaを選びましたが、bのリアライゼイションは昔ナイジェル・ノースが出版した通奏低音の教本に出ています。そういえば彼は来日中らしいです。もう帰ったのかな?

次にヘンデルのメサイア第52曲、If God be for us です。とても有名なアリアですが、通奏低音とともにヴァイオリンのオブリガートを弾くのはなかなか大変ですが、結構リュート的に弾ける曲です。でもこちらはリュート的だと喜んでいても、森川さんにとってオケ伴とは相当勝手が違うみたいでした。

あと前回のリハーサルで音域の関係で移調してほしいという要望があった曲2曲をさらって確認。少し下げたのですがこちらの方がやはりいい感じです。

日本語訳の歌詞で歌う曲も実は予定していましたが、訳詞があまり良くないのと、時間的にも少しオーバーしそうなので割愛することにしました。ドイツ語の曲を日本語で歌うのは難しいです。