花粉症70歳で卒業?

2007年03月08日 | 家族
16年前ゴールデンウィークが明日から始まるという日に祖父が倒れた。突然意識が無くなったということで、電話で駆けつけた時まだ救急車もきていなかった。

実は次の日が親子4人のヨーロッパ旅行出発の日だったのである。この日のための準備も怠りがなかっただけにキャンセルには辛いものがあった。

高1だった娘は学校で「ヨーロッパに行ける人」から急に「行けなくなった可哀想な人」になってしまったといったが、彼女には曽祖父の容態が心配で、キャンセルも意に介さなかった。

祖父を診察した先生が私になぜ鼻汁がこんなに出るのですかと聞かれた。花粉症のアレルギーです。というと、先生はびっくりして「普通70歳を過ぎると反応しなくなるものなのですが、お若いですね」その時祖父90歳。日頃100歳まで生きるのは簡単と言っていた。

先生に旅行に行っても大丈夫と言っては貰ったが、救急車じゃあねえ。
1週間いろんな検査をしたが、何もありませんと無事退院。
キャンセル料は軽自動車1台分だった。

今思えばあれは孫夫婦とその子供までが、飛行機に乗ることへの不安であったかもしれない。

普通人なら70歳になれば花粉症から解放されると思っていたのに、この頃83歳の母が目の痒さが止まらないと病院へ。結局アレルギー性とのこと、83歳で発病ですか。・・・うーん。70歳では卒業できないということか。
                        美恵子
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