お客様感謝祭・・・その3 ボランティア編

2009年05月14日 | お客様感謝祭
母の日前後に我が家の庭のスズランの花が咲く。可憐で香りのいい花であるが、その繁殖力はすごい。たちまち庭中に広がる。浅間山の中腹にその自生地を見たことがったが、我が家のは私が子供の頃、会社の近くの山林で見つけたものである。

 中学校の横の土手には、「おきなぐさ」の自生地もあった。今はその土手がない。

 構造改善事業と宅地開発でその草花にお目にかかる機会がなくなった。かといって自然のままに放置された里山でも草花も昆虫も絶滅の方向に進んでいくのである。人間と自然の共存はむずかしいものだ。

 お客様感謝祭のイベントに「路上生活者支援」「日系ブラジル人の食料支援」を入れた。パートナー会社の木内クリーンサービスさんの奥様の真理子さんの活動に賛同してだ。

 お客様にご案内を出した時、その旨を簡単に2行ほどいれただけだったのに、しっかりと読んでいただいて心に留めていただいたのだろう。

 毛布・タオル類にお米が30キロ・10キロとお届けいただいた。最後にトラックに積み込んだ時、人の心の温かさに私は涙した。

 マスコミ報道で見るたび、聞く度かわいそうという同情はできるが、それ以上の一歩が踏み出せなかった私。今回はそのいい機会だと思った。

 信濃のフードバンク・・山谷(やま)農場を主宰者である藤田寛さんの、八ヶ岳のふもとからの活動報告「この社会はどこに漂流してしまうのか」から以下抜粋。
 「山谷農場という種が佐久の地に落ちてから、この3月でまる10年がたちました。しかし、昨今の景気動向の急激な悪化から失業者が増える事態に、感慨にふけっている間もありません。・・・・・略・・・まず最初に整理の対象となったのが、派遣を始め期間工、パート、アルバイトですが、゛デカセギ゛と呼ばれる日系ブラジル人たちも含まれます。山谷農場は新たに、失業から生活に困窮する日系ブラジル人世帯に食料支援を始めました。言葉の壁から再就職が難しく、生活資金が底を突いて部屋から追い出され・・・・。彼らの境遇は、東京・山谷地区などに暮す日雇い労働者が、景気の調整弁として簡単に切捨てられてきた軌跡とダブって見えます。

 ・・・略・・・昨年、上伊那医療生活協同組合が外国籍住民に対し無料で健康診断を行ったところ、失職から生活苦を訴える住民に驚き、彼らの生活支援に乗り出すことを決めたそうです。彼らが暮らしの安定を取り戻すまでは、食料品や日用品
を届けることをして支えていきたい・・・・。・・・・この社会はどこに漂流してしまうのでしょうか。(終)

 募集品目・・・米(古米歓迎)・醤油・割し箸・毛布(おじちゃんたちが持ち歩きやすいように薄手)・未使用切手(ゆうパックに使う)

 送付先  384-1302 長野県南佐久郡南牧村大字海ノ口966-15
           南牧村社会福祉協議会気付 山谷農場 090-1436-6334

 佐久近辺ですと、取りにも伺うそうです。その場合木内真理子さんへ
                  090-8329-6045

 依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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