悪徳としかいいようがない。

2009年05月28日 | 日々のこと
昨夜のNHKの「クローズアップ現代」を見ながら、やりきれなさと共に、企業がこんなになるまで事業を続けているということに驚くのだ。経営者の責任は重い。2社の状態なら末端の社員だって、会社の経営事情が全然わからなかったというはずはない。人をだましているという意識はなかったのだろうか。

 全額入れれば、5%安くするなんて、とうてい普通では考えられないことだ。預金の金利があの通りではないか。まともの会社ならちゃんとした運転資金の調達は、5%の値引きなんかしなくたってできるはず。

 ~したら、とか、~だから、とか、とってもおいしそえに見える話にはのらないことだ。

 まともな会社では絶対しないことだから。

 それにしても、そこまで経営を続けて、傷を大きくし、善良な人を巻き込むことは許せない。だれが実際の経営をしていたのだ。

 私たちのような小さな会社は、社長の奥さんが経理してますというパターンが多い。3月決算が終わり、申告を含め数多くの書類の提出が義務づけられている。
「あの手続き終わった?」なんて質問して知ったのだけど、外部委託をしている会社が多いのだ。

 会計事務所は大概お願いしているけれど、どこまで委託しているかだ。少なくとも元帳・損益計算書までは自分でやらなければ経理してますとは言えまい。・・・・つまり経営が見えないのだ。・・・・これが一番恐ろしい。
 他人まかせはつまり行き着くとこまで行かないと、わからない。

 社会保険関係は労務士で、役所の書類は行政書士でとなれば、・・・あなた毎日何の仕事しているの、となる。プロに頼むのも手だが、毎年の繰り返しである、事務屋なら難しい仕事ではない。そのひとつ一つの仕事を通して、数字が見えてくるはず。

 近在で倒産の話を聞いたり見たりする度に、どうしてそこまで・・・と思ってしまう。
依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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大の大人に宿題出して。

2009年05月28日 | 日々のこと
お取引先の納材屋さん、木材だけではなく、住宅に関するあらゆるものも売りたいと、社員に商品教育を始められた様子。

 このところは「窓」の様子。質問されて答えている積りなのだけど、なぜか妙にかみ合わない。・・・・おいおいそれは先月説明したんじゃあないの・・・・、という事になる。

 換気についてもしかり・・・・・先生も一流でないことは認めるけれど、どうも今一「家づくり」に対して、根本的な知識が無い様子。

 「はい、これ宿題。この次テストするわよ」と「いい家が欲しい」と「さらにいい家を求めて」を貸し出した。贈呈してもいいんだけど、只の本は読まないものらしい。本当は自分で買うという意識が必要なのだが、最低限のプレッシャーで貸し出すということで妥協した。

 自宅も勤務先の関係で建てられた様子だが、おそらく関心がなかったに違いない。

 住宅にまつわる仕事をしていても、こんな人が多い。

 この20年お客様のみならず、お取引先にも熱弁をふるっていた積りなんだけど、先生が悪いのか、生徒が悪いのか。

 来月「目から鱗が落ちました。」という言葉を待っているんだけどなー。
そうでなくて、物が売れるかしらねー、と心から思っているんだけどなー。
依田 美恵子

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