経済を活性して支えよう。

2011年03月19日 | 日々のこと
日毎耳に入る言葉が、暗くなってきていませんか。そうなんですよね、実態や現実が見えてくると、いやはや福島と聞いただけで、心配になってきてしまうのです。

 実態より過剰反応してはならないと、自分を戒めています。昨日の朝ラジオから「3号機は使用済のだから、中性子は出ません」と聞こえてきました。なるほどそういうことなんだと、少し気が軽くなりました。

 日本中が今回初めて原子炉の勉強を始めたようなものですから、良くわからないのですね。

 確かに「本当はどうなのよ」がわかりませんから、不安ばかりが増長していくのです。

2時間ドラマに慣れている私たちは、遅々として進まぬ放水作業に驚いていますが、実は電気を持ってくるのが本命で、どちらかと言えば、放水は何もしないではいられないからなのかもしれません。と今朝思いました。

 地震・そして津波以後、あの現場で危険な仕事に従事している方がいるという現実、本当にどうやって人のやりくりをしているのでしょうか。

 仮設住宅は3万数千とか、しかしすぐにはできません。とてもあの場所で半年もいたら、みんな病気になってしまうでしょう。佐久でも空き家の提供を求めるFAXが業界に流れました。

 お隣の軽井沢でも、宿泊施設に700人程を1ケ月と言う報道もみました。

 やっぱり分散して避難してもらうという発想は必要不可欠なように思います。

 今月末の退職を前にして夫の送別会の日程がカレンダーに書き込まれています。
それを見て今夜の夕食にいるのかいないのかを確認していました。

 しかし4つほど終えたところで後は中止になりました。

 巷でもいろんなイベントや会議が中止になっています。

 テレビや新聞での報道で驚いていますが、音も臭いも感知していない私たちの想像をはるかに超えた現実。

 私たちにできることは何か。

 被災した方に寄り添えるやさしい気持ち、義援金、支援物資、ボランティア等々。

 と共に、この国のこうむった経済のダメージの回復のために、今私たちは奮起しなければなるまい。

 円高に対処した日銀の38兆円なんて聞いてしまうと、切なくなってしまうのです。

 機関投資家はそれが仕事と言えばそうかもしれないけど、株も売って買い戻せば絶対儲かるとわかってはいても、この非常時に絶対するべきではないと思っている私。

 いろんなことを中止してしまうと、それで食べている人たちに波及し、連鎖していきます。

 阪神・淡路の時もそんなことがありました。その時「みんながそんなふうにしていると、経済が回らなくなって悪いほうに行く」と諭された方がおりました。

 災害からさらに停電に原発の不安とこれ以上悪い状態は無いという今、確かに自粛すべきこともあるのでしょうが、平常の生活をなるべく維持し地域の経済を支えることも必要なのではないでしょうか。

 経済の活性化なくして、支えることができましょうか。

 本当の厳しさはこれから始まるのですから。

                      依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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