「女の老後」は貧乏になるようにできていた!?

2011年09月12日 | 読書
朝から気を使った手紙を2通書きました。なんだかエネルギーを消耗したらしく、頭がカラッポになってしまいました。

 昼休みに昨日から読み始めた、「女、一生の働き方」樋口恵子先生のご本を読み終えました。

 まったく女性史そのものです。

 BB・・・・貧乏ばあさんから
 HB・・・・働くハッピーばあさんへ
というユニークな副題がついております。

 実は昨日、同窓会があり樋口先生のご講演をおききしたのでした。

 お話は母の時代から自分の時代を復習しているようでした。

 女には3回のすべり台があって・・・・1回目は妊娠・出産・・・ここで7割
 2回目・・・・2人目の壁・小1の壁・小4の壁そして夫及び自分の転勤・転職・リストラ
 3回目・・・・介護

 人生が50年と言われていた時代はそう古いことではない、しかしこの50年で過去5000年かけて伸びた寿命と同じだけ伸びているのである。

 樋口先生曰く、人生90年・100年になったのに教育は50年・60年のままなのだという。

 65歳以上が7%が高齢化社会・・・・日本1970年
 65歳以上が14%が高齢社会・・・・・日本1994年

世界で見るならば日本は
  平均寿命で金メダル
  高齢化のスピードて金メダル
  高齢化比率で金メダル

 かって日本より早くに14%になったスゥエーデン、デンマークが14~18%で高止まり
していること。フランスなどは半端でない子供手当と保育所の増設で出生率をあげている。

 少子化と高齢化の先は・・・・2005年高齢者1人を労働人口(15歳~64歳)3.3人で
 2055年では労働人口1.3人で支えなければならない。

 それは介護もそうである。かっては兄弟が4人も5人もいた時代は、介護に手を出さなくても済んだ人がいたかもしれないが、いまやあちらの親もこちらの親の介護をしなければならない。

 親の近くで働いていない人も多い。

 そこから波及しての話。

 女性の低賃金は低年金に続き,女の老後は経済的不利益の総決算だという。今の貧乏ばあさんは日本の特産品だという。

 そうなった日本の女性の雇用の歴史を数字を挙げて出される度に、なるほど、なるほどそうだったわと胸に落ちてしまうのである。

 そして最後にいきいき働いてばあさんたちを取り上げて、私たちにエールを贈ってくれる本なのである。
 人生100年の後半の働き方を発明し実践する時だと、背中を押されたような気がする。
                           依田美恵子

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