ナラ枯れ・・・今年は激減に

2011年09月30日 | 信州の木材
28日の信濃毎日新聞に『「ナラ枯れ」今年は激減?』の記事が出ていた。どんぐりの成る木が見直されて久しい。

 その一方、自然淘汰にしては恐ろしいのが、ナラ枯れである。佐久は全面唐松林の風情だから、その実「ナラ枯れ」なるものは目にしたことはない。

 ただ「赤松枯れ」は目にすることは多くなった。

 この赤松枯れが騒がれたのは何十年前だろう。被害が出た地域からの移動禁止をして、長野県に入るのを随分警戒していたのに、少しずつ、そしてどんどんと入り込んできた。冬高速を走っていて、葉を落とした木々の合間に見える光物がとっても気になった。

 それがキクイムシにやられた赤松を、伐ってビニールにくるんだ物だと理解するまで時間がかかった。

 長野県は赤松を守る為に、ヘリコプターによる空中散布をしていたが、それも人間への影響が心配されて中止になった。

 伐って消毒してビニールにくるんでいるのだろうけど、佐久も5~6年前から劇的にそれを見ることが多くなった。

 少しばかりの予算で対処できるはずもなく、なにしろこれをすれば確実だという方法もないだろう。

 自然淘汰を待つばかりかと思っていた。植林という自然界のバランスをくずした結果なのだろうかと案じていた。

 里山の整備も出来ていない今、木の再生という観点もあるのかもしれない。

 しかし中野・飯山地域のナラ枯れが昨年の3分の1という「突然で不思議」な現象は興味深い出来事である。今後も注目したい。
                    依田美恵子

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