今年も3.11がきます

2019年03月10日 | 日々のこと
 会社にシフオンケーキをいただきました。そして翌日また2個いただきました。

 お姉さまが焼かれているのだそうです。「今年になって義兄が亡くなったから」とのこと。

 今年って1月が2月のことなのですか。

 愛しい方を亡くされて、その喪失感を埋めようとなされているのだと推察いたしました。

 それこそ毎日、毎日焼かれているのだそうです。シフオンケーキは難しいものです、ありがたくいただきました。ご冥福をお祈りしながら。

 お気持ちが痛い程わかります。

 こんな時、心を埋めるものがないと辛いものです。

 私の場合は「つるし雛」でした。

 これが無ければ立ち直れなかったと思います。

 お節句に今まで作った物を並べましたが、これが私の心を救ってくれたとあらためて眺めたものです。

 今年も3.11がきます。

 あの日のこと忘れることはできません。

 安倍総理が「これからは心のことに」と言うようなお話をしていました。

 大勢の方が亡くなられました。その一人ひとりの周囲の皆さんの喪失感は簡単には埋められないでしょう。

 突然、何の前触れもなく愛しい人がいなくなるのですから。

 まだまだ生活の立て直しができていない方が多いのではと思っています。

 地震・津波の災害にさらに重石をかけた原発。

 あれから8年。原発の問題を考えると、最終処理の方法もないのに、使い続けて行くことに末恐ろしさを感じています。

 先送り・・・何でも先送りでは、未来の人たちに私たちは無責任の烙印を押されることは間違いないですね。

 風化させてはならない。

 熊本・大阪・北海道と地震は続きました。

 どなたかが、長い人生の内には1度や2度は大きな災害に遭うものだと言っていました。

 いつ自分が被害者になるかわかりません。決して他人事ではありません。

 やさしい気持ちを持ち続けましょう。

                                     依田美恵子

       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


にほんブログ村

にほんブログ村



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする