全身麻酔による手術を世界で初めて成功させた医師は、日本の医師です

2019年03月11日 | 長野労基のひと口コラム
 長野労基の2019年3月のひと口コラムからの引用です。

 「全身麻酔による手術を世界で初めて成功させた医師は、日本の医師です」

 もう20数年前、私が手術をした時のこと。看護師さんが、「私安心したわ」と言います。お酒を飲む人は麻酔がよく効かないという話があった頃なのでしょうか。

 たぶん麻酔医師にお酒飲みますと話していたのを聞いていたのでしょうか。その看護師さんもお酒飲まれるんですって(笑)

 私とっても麻酔の効きがいいようで5つ数を数えた位でしょうか。

 研修医の麻酔医さん毎朝7時前に手術後もずっと部屋にきてくれましたから、私とってもいいサンプルだったかも。

 以下引用です。

 欧米では、16世紀ごろから麻酔なしでがんの摘出手術が行われており、痛みに耐えかねて泣き叫ぶ患者だけでなく、医師自身も大変ストレスになっており、麻酔の開発は患者と医師、双方にとって待ち望まれていました。

 華岡青洲は1760年、現在の和歌山県に生まれ、医師の父のもと、幼いころから患者を見て育ち、医師を目指して京都で勉強しました。

 そして、24歳の時帰郷して父の後を継ぎました。華岡青洲は、手術での患者の苦しみを何とか和らげることは出来ないかと麻酔薬の開発を始め、6種類の薬草による麻酔効果を発見し、動物実験を重ねて麻酔薬を作り上げることができました。

 その過程において、実母と妻が実験台になっており、人体実験を繰り返した結果として、母の死、妻の失明という偽性の上に、20年かけて全身麻酔薬を完成させました。

 そして1804年、60歳の女性患者に対し、全身麻酔による乳がん摘出手術を成功させました。

 有吉佐和子さんの小説「華岡青洲の妻」が昭和41年に出版され、ベストセラーになり、広く華岡青洲の名が知られるようになりました。

 この小説は妻と母の確執を描いたものですが、平成17年、NHKの連続ドラマで放送されています。

 引用終わり

 有吉さんの本が出版されたのが昭和41年だったのですね。もう50年にもなりますね。その当時の人は華岡青洲は麻酔を発見したと強く記憶に残ったのですが、若い方は知らない方もいらっしゃるでしょうね。

 70年以上前に、兄が1歳のお誕生日過ぎに、脱腸の手術をすることになった時、若かかった父が「麻酔でバカにならないか」とひどく心配したと母が話したことを突然に思い出しました。

 麻酔の発見、今なら絶対ノーベル賞でしょう。
                             依田美恵子

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