昨日の「高校再編」についてコメントをいただきました。
ご返事を兼ねてもう少し思いを書きたいと思います。
人が減ってきたなと実感したのは、孫の小学校の運動会でした。
自分の時代、子供の時代から見て、あまりに少ない児童数、そして当然のように先生方の数でした。
児童が少なくとも、出し物はそれなりにありますから、先生を見ていて本当にお忙しそうと。
高校は入学までに15年ありますから、予測がたちますが、小学校は入学まで6年です。
人口減少は予測はされていたでしょうが、ここまでという面があったのでしょうか。
空き教室がいっぱいです・・・・仕方ないですよね、その当時はいたのだから。
統合で廃校になった学校の新しさを見たりします。
中学校は驚くほど・・・・私たちの時代からすれば・・・・少ない部活数です。
見てくださる先生の数が少ないから無理のないことです。
働き方改革は教育の場でも言われてきているでしょう。
たしかに部活動は先生たちのサービス残業で成り立っているのではないでしょうか。
先生たちも疲弊していらっしゃるでしょう。
高校の同窓会で毎年4月に開催される教職員の歓迎会があります。
ある年その歓迎会で、まだお若い先生とお話していたら、正規ではないのだと。
正規採用になるために毎年試験受けているとお聞きしました。
自分の身が安定していないのに、授業に部活にと大変な日々だろうと推察しました。
それが一人や二人ではありませんでした。
児童・生徒の数が減れば先生の数も減らさなければなりませんものね。
新卒の採用も少なくなりますし、正規になりたいと毎年努力をしておられる先生もますます大変になりますね。
長野県が図書館司書を正規から外したのはもう何年も前です。
経営・・・なんですね。
外から見ているだけではわからなかった実態でした。
今回、同窓会で再編についての意見交換がありました。
生徒が少なければ30人学級にすればなんていう意見も・・・・・これも経営が入ってきますね。
でもそうなると、先生全部が担任にならなければならないことになって、先生の負担が増えてしまうのだとか。
国の宝は人そしてそれが国力。
それには教育。
だと思うけれど、私の浅学では事の本質が見えていないのだと思う。
少しだけ日頃の思いを書いてみました。
お読みいただきありがとうございました。
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