信州の風物詩も風前の灯か 野沢菜漬け

2024年12月12日 | 家事のこと

例年なら11月20日前後には漬けていた、野沢菜漬け。
今年は20日も遅く今朝漬けました。
正味22キロだけ、去年の半分。

朝起きた瞬間、漬物モードに入った私。
夫に出勤前に漬けたいと。

野沢菜は夫が採って拵えて、少し干しておいてくれてあったから、洗って漬けるだけ。

1束の重さを量り、塩の量を決め、1束分ごとに、塩と砂糖と塩コンブに唐辛子に柿の皮の干したのを準備。
今年は4パーセントの塩分。
これは4年前から。
以前は3パーセントだったけど、全然水が上がらず、追加で塩水を足したりしなければならなかったから。
もうムダな抵抗はヤメ(笑)

キッチンでお湯で洗い、アッと言う間に終わり。
少ないってこんなもん何なのね。
80キロ漬けてきた頃のことを思えば、おままごとレベル。

20年以上前まで、私が洗って義母が漬けていたのだけれど、その頃は外流しで洗っていたのね。
北風に晒される外流しは寒いけれど、それ以上に中腰が大変だった。
自分の采配でできるようになってからは、キッチンでお湯。
だから夕食後にもできたのね。

7~8年前、主治医に「野沢菜漬けなんてやめなさい」と言われ、「食べなくたっていいでしょう」と。信州の嫁にそう言うかあー、と思ったわね。
水仕事をしてはならない、と言うことなのね。
だからお湯ね。

ここしばらくの間に、私の周囲の友人知人が野沢菜漬けをつけなくなってきたのね。
減塩しなくてはならないからとか、1人暮らしになったとか。
まあー、若い世代と同居していないからね。
当然若い世帯が漬けるハズもなく。
信州の風物詩も風前の灯。

畑に野沢菜を見るのも少なくなってきている。
野沢菜を洗っている姿を見ることもすっかりなくなってきている。
みんなみんなスーパーなんだね。

何が忙しくもと、本を38冊ゲット。これで3月いっぱいは大丈夫。
在庫が無くなると不安になるのね。
振込したり、宅配を発送したり、車の方向指示器がパチパチし始めたので修理工場に行ったり、夫の忘年会の送迎にと、暮は心せわしい。
それでも一つひとつお終いにしていく。
お読みいただきありがとうございました。

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6 コメント

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美恵子さんへ (くりまんじゅう)
2024-12-12 12:38:04
こちらは野沢菜が採れないので お漬物になったものを買うしかないです。
野沢菜の代わりに 大根やカブがまだ小さい時期の抜き菜を漬けますが
産直で買った1~2束ずつですから少量です。

洗った菜に塩を適当にふり重しをかけて1~2時間ほど置き 水を出してから
ぎゅっとしぼって 砂糖・だしの素・だし昆布・鷹の爪とともにジブロックに入れ
空気が入らないように縛り 半日ほど冷蔵庫に置いて食べていますが
今日の美恵子さんの記事から 次からはだしの素の代わりに 塩昆布を入れようと思いました。

柿の皮の干したものは残念です このまえ干し柿をつくったとき全部捨てました。
次からは取っておきます。参考になりましたありがとうございます。 
返信する
へえ~ (ぐり)
2024-12-12 15:31:33
柿の皮も入れるんですね
野沢菜は私も若いころは畑で作りつけていました
信州の人は温泉のお湯で洗うのであのさくさく感が出ると聞きお湯で洗いました
でも今では漬物も減らすばかりです
今年は白菜の長漬けもやめました白菜が手に入らないし
わたしは塩分3%にこだわっています塩分過多を防ぐためです
漬物を食べるのはやめられそうにないのでせめて塩分とみそ汁をあまり食べません
本は積読(未読本)がないと寂しいですよね
あとこれだけあると思うと楽しいです
返信する
野沢菜 (よう)
2024-12-12 17:37:23
信州の野沢菜付けを昔初めていただいて食べた時は感動しました。
うちでは ほとんどお漬物をしないので 母は昔は たくあんを一年分つけましたが
あとは 白菜漬けとか 瓜の奈良漬け程度でした。
ことしは 小松菜だけは すごく立派で 食べるのが追いつかないほど育っているので
(美恵子さんちと比べれば おままごとのおままごとだけど)野沢菜漬けの代わりに漬けてみます。
柿の皮を干したのをどうしようと持っていたのです。ほんとうは
漬物が好きな夫(お姑さんはぬか漬け名人だった)が喜ぶでしょう。ありがとうございます。
長野県では お漬物やおみそ汁の塩分が高いのを改善したことで
寿命が延びたことは有名ですね。
ちなみに 女性の寿命が一番長いのは岡山だそうです。
しかし 男性は10位だって(笑)県民性が現れています。
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くりまんじゅうさん (美恵子)
2024-12-12 20:16:19
こんばんは。
信州はお炬燵で漬物でお茶というのがありました。
寒冷地は冬場、野菜がとれないので、漬物は保存食の代表だったのでしょうね。
昭和30年代から減塩が叫ばれ、1部屋でも暖房をという運動が起きたのもその頃です。
ずっと塩分3パーセントでつけていたのですが、葉先を落としてしまうと、水が上がらずいつになっても漬かりません。最近4パーセントに上げたらうまくいきます。
ようはたくさん食べないことですね。
この時期は野沢菜のカラシ漬けを楽しんでいます。
柿の皮はたくわん漬けにもいいようです。
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ぐりさん (美恵子)
2024-12-12 20:22:13
こんばんは。
ご近所とお茶飲みをしていたのは、義母たちの年代までです。ほとんどがお勤めしていなかったから出来たのでしょうね。
今は友人たちとは、外でランチです。
ありとあらゆる野菜があるので、消費のために作り過ぎになります。薄味でも皿数が多いと塩分取り過ぎになるみたいで、お味噌汁はメッタに作りません。
お味噌作っているんですけれどもね(笑)

本は山積みが好きです(笑)
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ようさん (美恵子)
2024-12-12 20:28:23
お帰りなさい。
お疲れ様でしたが、充実したお遍路でしたね。
長野はかって脳梗塞が多かったのですよ。それで保健補導員という組織を作り、順番で役員になって教育したのですよ。
体外の日とは一生のうち一度は経験しています。
塩分もそうだけど、我が国が豊かになってきたのが、一番長寿に役だったのだと思います。
岡山が一番なんなんですね。。
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