チベットでは赤ちゃんが生まれても沐浴しないと下の本にあった。だから、4,5歳になっても、胎児期の皮膚がカサブタのように付いている子どもがいるという。
新生児の体についている胎脂には、新生児の体を外界から守る重要な成分が含まれていて、沐浴でこれらを洗い流してしまうのは、新生児にとって不健康な習慣なのだと著者はいう。
もっともだと思う。普通、人体についているもので余分なものはない。「皮脂より優れたクリームはまだ発明されていない」と皮膚科の授業で習った。体を石鹸で洗うのは生物としての人間にとってよいことなのだろうか?
私の幼少時、風呂を薪で沸かしていたころには、東京では風呂には毎日は入らなかった。名古屋へ来てから、名古屋人は毎日風呂に入るので驚いた。名古屋の風呂がガスになったのは、東京よりも早かったらしいが・・。
沐浴がいけないように、もしかしたら毎日の入浴というのも健康によくないかもしれない。温泉地に来て一日に何度も温泉に入るのは健康に悪いとは、すでに言われている。
むかしはアトピーとか花粉症なんて日本になかった。それらの原因を、寄生虫やばい菌など汚いものをすべて駆逐してしまったことに帰する研究者もいるくらいだ。文化はしばしば生物の摂理に優先する。
新生児の体についている胎脂には、新生児の体を外界から守る重要な成分が含まれていて、沐浴でこれらを洗い流してしまうのは、新生児にとって不健康な習慣なのだと著者はいう。
もっともだと思う。普通、人体についているもので余分なものはない。「皮脂より優れたクリームはまだ発明されていない」と皮膚科の授業で習った。体を石鹸で洗うのは生物としての人間にとってよいことなのだろうか?
私の幼少時、風呂を薪で沸かしていたころには、東京では風呂には毎日は入らなかった。名古屋へ来てから、名古屋人は毎日風呂に入るので驚いた。名古屋の風呂がガスになったのは、東京よりも早かったらしいが・・。
沐浴がいけないように、もしかしたら毎日の入浴というのも健康によくないかもしれない。温泉地に来て一日に何度も温泉に入るのは健康に悪いとは、すでに言われている。
むかしはアトピーとか花粉症なんて日本になかった。それらの原因を、寄生虫やばい菌など汚いものをすべて駆逐してしまったことに帰する研究者もいるくらいだ。文化はしばしば生物の摂理に優先する。