院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

動物園は面白くなかった

2013-11-11 05:36:36 | レジャー
 小さいころ、上野動物園には親に何回か連れて行ってもらたが、面白くなかった。クマは檻の中で往復運動をしているだけだし、ヒョウは寝てばかりいた。子供の足には上野動物園は広すぎて、毎回歩き疲れた。園内に売店がなく、買い食いの楽しみもなかった。キツネの臭い檻の前で紅ショウガが入った弁当を食べたことが、むしろ妙に悲しい想い出として残っている。


(外務省外交資料より。ネール首相が上野動物園を訪問。6年前に寄贈したインドゾウ、インディラと再会。)

 小学校2年生の時、インドのカリスマ的指導者ネール首相が来日した。上の写真には写っていないが、同じ時刻同じ場所に私はいた。日の丸の小旗を持たせられ、ネール首相に向けて振った。ゾウよりも初めて見るインド人に興味を覚えた。

 私の幼少時にはイルカショーはまだなかった。初めてイルカショーを見たときには、私は人の親になっていた。すでに大人だったからか、イルカが芸をしても面白くもなんともなかった。むしろ侘しかった。

 すでに人の親になっている息子に聞いてみたら、幼いころの動物園もイルカショーも面白かった記憶がないという。珍しい動物を見るのは、本当は大人にとっても子どもにとっても面白くないということか?子どもなら喜ぶだろうと、大人が勝手に考えているだけか?


(鴨川シーワールド、ホームページより。)