院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

諸悪の根源は農耕にあり(2)

2013-11-29 06:23:53 | 文化
マヤ文明( ハイテクな )をUU( UFO University )から紹介


 狩猟採集生活なら、獲物は動物にせよ植物にせよいつ見つかるか分からない。すなわち計画の立てようがない。

 一方農耕生活は、まず暦を作って計画通りに物事を運ぶ必要がある。いつ種をまいて、いつ肥料をやって、収穫はいつといった見通しが必要だ。(古代の巧妙な暦は動画を参照。)

 仕事も集団でやらなくてはならない。役割分担も必要になってくる。

 こうした農耕のノウハウを戦争に利用したらどうなるだろうか?兵隊や補給部隊の枠割分担を行い、兵隊は一糸乱れぬ部隊に分かれて計画的に行動する。さぞ強い軍隊ができることだろう。

 農耕生活の計画性に慣れた民族が、狩猟採集民族を攻めて撲滅するのはいともたやすいことだった。こうして、もやは地球上から狩猟採集民族がいなくなった。

 あとは農耕民族同士の戦いになった。双方とも知恵の限りを尽くすから、戦争はますます大規模なものとなっていった。

 人類全員が狩猟採集民のままだったら、戦争はそもそも起こらなかった。文明は始まりのときから戦争の萌芽を含んでいたのだ。