院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

「いつか来た道」とは何か?(2)(第一次世界大戦)

2014-07-16 00:00:21 | 歴史

(ウィキペディア「第一次世界大戦」より引用。)

 第一次世界大戦は、各国が総力戦を行った初めての戦争です。戦車、飛行機、毒ガスが初めて使用された戦争でもあります。犠牲者数は太平天国の乱に続く歴史上2番目という悲惨なものでした。

 この戦争に至る過程を「いつか来た道」と呼ばないのはなぜでしょうか?第二次世界大戦とは25年ほどしか離れていません。

 「いつか来た道」が問われないのは、日本が第一次世界対戦に勝ったからだと思われます。第二次大戦では負けたから戦前が反省され、指導者が責任をとらされたのではありませんか?

 企業でも成功すれば首脳陣が称えられますが、失敗するとボロクソに言われます。戦争も同じだったのではないでしょうか?