Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

まずは行列に並ぶべし

2009年02月17日 | 
 神戸南京街で息子と食事をすることにしたが、店ではなく「立ち食い」「歩き食い」をすることにして、さまざまな露店を物色。肉まんなどのおいしそうな食べ物を一つづつ買っては、閉まっている店のシャッターの前やら、小雨がかからない場所を探して昼食。そろそろお腹もおちついて終盤にかかったかな、と思ったとき、ちょうど南京町の中心の広場横に長い行列が・・・。反射的に私はこの列の最後尾に並んだ。
「あれ、お父さん。列に並ぶの?この店、何を売ってるの?」と息子に聞かれたが、「えーと、何だっけ?とにかくまずは並ぶことだよ。それから調べてみればいい」と答えた。そうである。まずは行列に並ぶべし。
 なんとこの店は饅頭屋。といっても肉まんのことで、大正時代からの歴史がある店らしい。テイクアウトは最低三個で、一つ90円。食べ盛りの息子が二つ、私が一つということで購入することにして結局10分以上並んだ。昔の肉屋さんのようにきちんと包んでくれてテイクアウト。もちろん、そうしたかいあって、南京町の象徴の東屋の中のイスに座り、小ぶりの肉まんを二人でおいしくいただいたのだった。