Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

丸福珈琲店

2009年02月23日 | 
 丸福珈琲を知ったのは、以前に勤めていた職場である。上司がこのコーヒーを好んで、よくお取り寄せで箱買いしていて、職場の朝はオフィスに丸福珈琲の深煎りの香りが漂っていた。コーヒーの香りを存分に楽しむことを知ったのは、この丸福珈琲のおかげである。
 この店の本店は大阪千日前である。息子はまだコーヒーを飲まないが、道頓堀に行く途中、このコーヒー店まで歩いてみる。「最近、羽田空港にできたんだよ」と息子が教えてくれる。母親から聞いたのだろう。少し苦いと文句はいうが、かみさんも丸福コーヒーが嫌いなわけではない。
 何度か店でコーヒーを飲んだこともある。母親と大阪を旅行したときもここによった。大阪に行ってまでコーヒー屋にこだわらなくてもいいと思うかもしれないが、やはりここと、京都のイノダは特別である。コーヒーの香だけではなく、私の大好きな大正、昭和という時代の香りがするからである。息子とは入ってコーヒーを買っただけだったが、彼がコーヒーを嗜好するようになったとき、また行ってみたい場所だ。