Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

何かがかわったのか?

2009年04月25日 | 家・わたくしごと
 祖父を最近亡くしたゼミの学生がそのときの自分の状況を「何かが終わり、新しく始まる」と表現した。私にとって祖母の死はそこまで断定的に表現するほど明確な境界を跨いではいないのだが、やっぱり漠然と何かが何かにとって代わったような気がする。
 朝の両親の会話は以前とかわりなく賑やかだったし、私も普段とかわらずに昼食を食べて空港に向かった。そしてこうして空港で搭乗便が来るまで時間を潰しているのもまた日常的な行為である。
 しかし、やはり何かが変わった気がする。それが心の内か周囲の風景かはよくわからないのだが、きっと時間がたつにつれて輪郭が見え、色を認識できるようになるだろう。とりあえず、私はこれから仕事場である那覇に戻るが、時間をかけて少し考える時間が必要だ。とにかく、まずはゆっくり眠ることから始めよう。

指揮者になりたい?

2009年04月25日 | 家・わたくしごと
 最近、息子はドヴォルザークの交響曲8番と9番にはまっている。まあ、クラシック初心者向け名曲とはいえ、車、部屋、そして東京への移動にも持参するほどの熱の入れようである。
 まあ、聞く種類の音楽が増えることは好ましいことだと思うし、私も久しぶりにドヴォルザークを聴く機会ができてまんざらでもない。しかしだ。かみさんの話によると最近ぼそっと「ぼく指揮者になろうかな?」と呟いたそうなのである。
 ちょっと待ってれ!おれはそんなことは聞いてないぞ。きっとかみさんの幻聴にきまっている。まさか息子が音楽を勉強をしたいなんて言い始めるわけがないし、だいたいガムランしか演奏できないじゃないか。ジョークだよ、ジョーク。