Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

酒は伏見で

2011年10月15日 | 
 京都の伏見稲荷に近い大学で、学会の一日目と懇親会を終えた後、何人かの知人と「二次会に行こう」ということになった。すかさずPは、地理に詳しい開催校の先生に相談。「伏見にいいお店があるから」とタクシーまで呼んでもらったのだった。
 伏見といえば、1年半位前だったか息子と二人で旅した場所である。坂本竜馬ブームのころで伏見寺田屋の前は見学を待つ大行列だった記憶がある。さすがに中学生の息子といっしょだと「伏見の酒蔵で一杯」とはいかない。その時は街に香る日本酒に舌なめずりをしただけだった。
 今回は夜の伏見である。教えてもらった店は月桂冠の蔵元が経営する場所で、懇親会で食事をしたばかりのわれわれ四人は、生湯葉などをつまみに、限定の日本酒をゆっくりと、楽しく味わったのだった。ちなみに、お酒を飲むと頭痛がするとか、翌日の朝、9時半から自分のシンポジウムが開催されることを、飲んでいるときだけは都合よく忘れられたのだった。これも学会の楽しみの一つ。