週末は沖縄だった。中部国際空港から那覇空港行きの金曜日午後のフライトは家族連れていっぱい。これから待ちに待った楽しい沖縄旅行が始まる期待と興奮で、どの家族もウキウキ。表情から簡単に見て取れるもの。
ぼくの横の席にも5人の家族連れがやってきた。この時代、子どもが3人なんて珍しい。小学生と幼稚園生くらいの上の二人の子どもはどちらが窓側か、どちらがお父さんやお母さんの隣りに座るか、席に座る前に大声で自己主張。「ちょいと、うるさいんですけど」って心の中で呟く。
「○○はどこに座りたいの?」
上二人の子どもの叫び合いをよそに、母親が末っ子にやさしく尋ねた。するとその子はニッコリ笑ってこう言ったのだ。
「どこでもいいよ。」
えー、なんでー。あんたまだ幼稚園生でしょう?自己主張しなよ。今からそんなでどうすんだよ。そんなに兄弟に気を使ってどうするの。あんた末っ子でしょ。一番優先してもらわなきゃ。
「あんたたちも○○を見習いなさい。」
お母さんの一言に二人の子どもはシュン。その後、末っ子は父親の隣に座ったが、離陸してからその子を覗くと、もうぐっすりと夢の中。寝顔はかわいらしい子どもそのものだった。まあ、眠いからどこでもよかったのかね。それじゃ、僕と同じじゃん。
ぼくの横の席にも5人の家族連れがやってきた。この時代、子どもが3人なんて珍しい。小学生と幼稚園生くらいの上の二人の子どもはどちらが窓側か、どちらがお父さんやお母さんの隣りに座るか、席に座る前に大声で自己主張。「ちょいと、うるさいんですけど」って心の中で呟く。
「○○はどこに座りたいの?」
上二人の子どもの叫び合いをよそに、母親が末っ子にやさしく尋ねた。するとその子はニッコリ笑ってこう言ったのだ。
「どこでもいいよ。」
えー、なんでー。あんたまだ幼稚園生でしょう?自己主張しなよ。今からそんなでどうすんだよ。そんなに兄弟に気を使ってどうするの。あんた末っ子でしょ。一番優先してもらわなきゃ。
「あんたたちも○○を見習いなさい。」
お母さんの一言に二人の子どもはシュン。その後、末っ子は父親の隣に座ったが、離陸してからその子を覗くと、もうぐっすりと夢の中。寝顔はかわいらしい子どもそのものだった。まあ、眠いからどこでもよかったのかね。それじゃ、僕と同じじゃん。