Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

WARUNG BALI

2016年11月11日 | 大学

 一昨年からだったか、大学のガムランサークルのメンバーたちが、自分たちでバリに行ってコーヒーや小物を買ってきて、大学祭で販売するようになった。もちろん強制的に砂糖がたっぷり入ったバリコーヒーを一杯100円でふるまうのである。大学祭の出店というのは基本的に場所代、電気代、水道代、人件費がタダであるわけで、「利益が上がる」のが通常である。
 おもしろいのはこのチラシと掲示板。まず木製の掲示板。これは何年か前に現4年生の女子学生が製作した作品。普段は楽器とともに倉庫に眠っているが、こうした場面(もちろんこれ以外でも用いられる)には大活躍である。さらに、コピーしたチラシに絵具で色を塗る、という超アナログな色彩方法。21世紀も捨てたもんじゃない。ぼくが学生時代も同じことをしていたわけだから。あれから30年たっても大学生の「根っこ」の部分はまだ変わっていないのかな。
 さて、WARUNG BALI、利益は上がったんだろうか…。この場所、結局、ガムランのメンバーの溜まり場だったかも。おかげで僕も落ち着ける場所があってうれしかったな。来年もよろしく。