Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

アクト通り~アクト・シティーを背にした風景

2016年11月24日 | 浜松・静岡

 浜松駅の北口を出ると、右手にアクトシティーとよばれる一連の建築物が並んでいる。演奏用のホールが二つ、コンベンションホール、ホテル、商業施設エリア、楽器博物館などなど複合施設といっていい。演奏会場の稼働率も90パーセント以上で、一部の浜松市民にとってはなじみ深い場所である。
 しかし一方で、いくつかの問題もある。浜松市が合併で大きくなってしまい、遠方からはアクトが遠い施設になってしまった。それゆえ市の重要な音楽イベントがアクトで行われても「他人ごと」にしか見えないのである。しかもそのイベントの大半は「西洋芸術音楽」である。
 まあそういう問題点は別として、このアクトから北に1キロくらいだろうか、「アクト通り」とよばれる一本の道が伸びている。再開発した街に作られた整備された道で、無機質すぎるといえばそれまでだが、市民の散歩コースにもなっている。この道が美しいのは春と秋である。花壇が整備され、春は並木に若葉が芽吹き、秋には葉が色づく。11月末、そろそろ紅葉の時期である。今年は少し時期が遅れているのだろうか。葉が黄色く色づくまであと数日か。