社会福祉士×ちょっと図書館司書の関心ごと~参考文献覚え書き

対人援助の実践、人材育成、図書館学を中心に気まぐれに書物をあさり、覚え書きをかねて投稿中~

「特養待機42万人超」 読売新聞・朝刊(12月23日付)

2009-12-24 15:03:51 | その他
特養の入居待機が全国で42万1259人になっていることが厚生労働省の調査であきらかになった。
そのうち、在宅生活を送っている人が47.2%、病院や老人保健施設など施設で暮らす人は52.8%。


衝撃的な数字に、とても驚いた。
政権交代後は、保育所待機、こども手当など、児童関連の事柄が話題となっていたが、高齢者施策も切羽つまっているとあらためて感じた。

2011年には療養型病床が減床し、あと数十年は高齢者層は増加の一途である。
この数字はあと数年で、倍増しているかもしれない。

在宅生活がベストと考える人。身内よりも他人に世話になったほうが気が楽だからと、施設を希望する人。身内に負担をかけるのがいやだからと、施設を選ぶ人…。
様々な選択肢に対して、いつになったら「第一希望」が実現する社会になるのだろうか。
コメント (2)
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