社会福祉士×ちょっと図書館司書の関心ごと~参考文献覚え書き

対人援助の実践、人材育成、図書館学を中心に気まぐれに書物をあさり、覚え書きをかねて投稿中~

「欧米における悲嘆研究における近年の研究動向に関する一考察」才藤千津子(2006)

2011-12-02 14:01:58 | その他
副題:『意味の再構築」という視点から見た死別と悲嘆への牧会ケアに向けて 
『新島学園短期大学紀要 第26号

悲嘆研究についてのレビュー。
牧会ケア=スピリチュアルも含むということであるが、牧会ケアについて言及しているのか否か、少しわかりにくい。
しかし学派ごとに整理されており、大筋を把握するためには有用である。

引用
リンデマン⇒grief Workという言葉を初めて用いた
牧会ケアの最も重要な役割にひとつは、しにゆく人々や悲しみの中にある遺族をケアすることである。
牧会学・実践神学分野での悲嘆研究の先駆者⇒ハワード・クラインベル、スコット・サレンダー、ラビ・ジェイコブ・ゴールドバーグなど


悲嘆研究は奥が深く、研究分野も多岐に渡るということをあらためて知らされた。
実践に活かすためには、自分たちにはどのような理論があっているか?(共感できるか?)という姿勢が必要であろう。
それを知るために、本論文が役に立った。

コメント
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