在宅医療の現場で活躍している医師、看護師、管理栄養士、在宅介護経験者(家族)などなど、多様な執筆者で構成された本である。
在宅で受けられる医療ケアを絵で解説していたり、在宅での療養生活を始めるにあたってのアクセス方法なども書かれており、医療職や福祉職ではない一般の方でも十分に活用できる内容である。
引用
・イノチには、漢字の「命」とひらがなの「いのち」があると思います。(中略)病院では、特に救命救急の場面では、救急車で運ばれてくるまさにストレッチャーの上にある「命」を救うことが第一義である。(中略)これは生命体としての命、biologicalな命です。
・一方ひらがなの「いのち」というものがあります。ものがたられる人生としての「いのち」、biographicalな、いのちです。人はみな、いろいろなものを背負っていきています。
在宅療養支援は、看取りがゴールであってはならない。という一節があった。
これから高齢者がどんどん増え、病院や施設での看取りが困難となる。その結果として「在宅介護」「在宅医療」になってしまったではなく、積極的選択肢として、在宅療養を選んだ人(本人、家族、パートナー)が、さらにその結果として自宅で死にゆくことを望み、実現した…。そういう状況にしていかないといけないないと思った。
在宅で受けられる医療ケアを絵で解説していたり、在宅での療養生活を始めるにあたってのアクセス方法なども書かれており、医療職や福祉職ではない一般の方でも十分に活用できる内容である。
引用
・イノチには、漢字の「命」とひらがなの「いのち」があると思います。(中略)病院では、特に救命救急の場面では、救急車で運ばれてくるまさにストレッチャーの上にある「命」を救うことが第一義である。(中略)これは生命体としての命、biologicalな命です。
・一方ひらがなの「いのち」というものがあります。ものがたられる人生としての「いのち」、biographicalな、いのちです。人はみな、いろいろなものを背負っていきています。
在宅療養支援は、看取りがゴールであってはならない。という一節があった。
これから高齢者がどんどん増え、病院や施設での看取りが困難となる。その結果として「在宅介護」「在宅医療」になってしまったではなく、積極的選択肢として、在宅療養を選んだ人(本人、家族、パートナー)が、さらにその結果として自宅で死にゆくことを望み、実現した…。そういう状況にしていかないといけないないと思った。
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