ヤセウツボが咲いていた
ハマウツボ科の草本でこの仲間は葉緑素を持たず 寄生生活をする
根を宿主の根に食い込ませて養分を吸収する
ナンバンギセルもこの仲間の植物
ヨーロッパ 北アフリカ原産で関東や近畿地方に帰化している
マメ科のシロツメグサ(右の白い花)を中心にキク科セリ科にも寄生する
寄生植物には 2タイプあり 自らも葉緑素を持つものと 栄養の全てを宿主に依存して葉緑素を失ったものがありヤセウツボは後者
花期は春で 花はややまばらにつき淡黄褐色で花冠には紫色の筋や斑がある
褐色の鱗状に退化した葉を付けた茎を伸ばし その先の上部に花をつける