シモツケ 2016-08-08 | 樹木 草花 小さい樹なので普段は目立たないが花が咲くと目を奪われる 下野(しもつけ・栃木県)産のものが古くから栽培されていたことでシモツケの名が付いた バラ科の落葉低木 株立ちで1mほどになる 花は5~8月 枝先に半球形の複散房花序を出し 5㎜程の小さな花を多数つける 花の色は淡紅色 紅色 濃紅色 稀に白色といろいろある 花弁より長い雄しべが多数 雌しべは5個付く両性花 実はバラ科には珍しく袋果で 頂部に花柱が残る3㎜程の卵形のものが5個集まって付く 10月頃に熟すと裂開し 細かい種子がこぼれる