


つい最近2009年に新種として認められたワタラセツリフネソウ
左2枚の写真がワタラセツリフネソウで右は普通のツリフネソウ
渡良瀬遊水地で最初に見つかったのでワタラセツリフネソウ
この地にあるツリフネソウは全てこの種だそうだ
ツリフネソウは花弁3個 萼片3個あり 萼片も花弁と同じ紅紫色で花弁のように見える
一番下の萼は大きく袋状で 先端は細長い距になっていてクルリと巻いている
その袋状の中に左右2個の花弁がある(小花弁と呼んでいる)
その2個の花弁がワタラセツリフネソウでは長く伸びず先端はやや黒ずんでいる
ツリフネソウではこの花弁は細長く尖っている 写真では八の字型に見える
見過ごしてしまうような僅かな違いを追いかけて新種に結び付ける研究者に只々感服