小型(2㎝程)のキリギリス科の仲間のササキリが居た
小型だががっしりした体つきをしている
キリギリスは鳴く虫の代表だがササキリは小さな声でジリジリと鳴く
鳴くのはオスで左右の前翅をこすり合わせて音を出すが 翅の重ね方がコオロギとは逆で 左前翅が上になっている
卵で越冬し春に孵化して 成虫は8月から秋遅くまで現れる
キリギリスの幼虫は初めは草の葉や花粉などを食べるが 生長するに従って次第に肉食が強くなる ササキリも肉食性が強く 前足や中足に棘が生えていて獲物を捕まえ易くなっている
草食性の種類では足の棘が小さい