トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

オオヒラタシデムシ

2016-10-31 | 虫類


公園の園路にオオヒラタシデムシが歩いていた
体は黒く名前の通りやや扁平 林床や草原で地面を這いつくばるように歩いているのを良く見るが 街中の公園でも出会う
シデムシの仲間(シデムシ科)は約40種ほどもいる

動物の死体や糞を食べて土に戻す役目をしている 言わば自然界の掃除屋さん
成虫で越冬し 4月から秋口まで見られる
幼虫はワラジムシ型で平べったく自分でエサを探して歩く

北海道から九州まで分布している
多くの動物がすんでいる森ほど種類が多く 都市化した公園などではこのオオヒラタシムシ1種しかいなくなり さらに都市化するとシデムシ類はいなくなってしまう
大まかな自然度のバロメーターと言える
大きさは2㎝程