オオギリ科の落葉高木
ミズキ科に類縁がありミズキ科に含める見解もある
強い生命力と多くの実を付けることから 子孫繁栄に例えられ喜びの木として別名喜樹という
中国中南部原産で日本へは大正時代に渡来した
雌雄同株で7~8月枝先に小さな花が集まった球形の花序を付ける
頂生の花序には雌花 側生の花序には雄花が付く
果実は長さ2㎝程のバナナ型で球状に集まり11月頃に黄色に熟す
果実や根を含め全体に抗がん作用のある物質(カンプトテシン)が含まれている
毒性が強く副作用があり臨床試験は中断したが
ヤクルトがカンプトテシンの構造をもとに「イリノテカン」と言う抗がん剤を開発した
肺がん 大腸がん 婦人科がんに適用されている