
タイアザミでオオハナアブがお食事中
アブ類はハエの仲間(ハエ目)で、羽化の時に蛹の背中が縦に裂ける直縫短角群の総称
オオハナアブの幼虫は水生で水中の落ち葉など食べて育つ
その為、成虫は池や湿地が多い草原で良く見られる
見られる時期は4~12月まで見られるが、暖地では冬でも見られる
複眼の間に赤い単眼が3個ある
大きさは15mmほど
アザミ類はキク科アザミ属の草本
頭花は両性の筒状花が集まったもの
花柱の途中に毛の生えた丸いふくらみがある。この毛は集紛毛と呼ばれ、花を刺激すると花糸が縮んで葯筒が下がり、雄しべの葯筒から花粉を押し出す働きをする
花粉を出し終わると花柱が伸びて雌性期になる
タイアザミはナンブアザミの変種で、関東地方の山野に普通に生える
ナンブアザミに比べて葉の切れ込みが深く、葉や総苞片の棘が太くて長い
花期は9~11月