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和菓子の「鹿の子」を思わせる球状の集合果 ,11月に赤く熟す
赤い球が実(液果)で、中に勾玉状の種子が最大5個入っている
実は30個程も付く
果肉はショウガに似たスパイシーな香りで、少しねっとりするが味は無い
鳥が少しづつ食べ、最後に球状の花床が残る
マツブサ科の山野の林縁に生える常緑つる性木本
新枝は赤褐色を帯び、皮を剥ぐと粘る
葉は互生し5~13㎝の楕円形又は卵形 縁にまばらに鋸歯がある
雌雄異株で8~9月、葉腋に1.5cm程の黄白色の花を付ける
花被片は10枚前後で全て花弁状
雌花では多数の雌しべが球状に付き、白っぽい花柱が伸び、それがそのまま実に育つ
雄花は葯隔が赤く広がる
花(9月のもの、左が雌花、右が雄花)
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