トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ジョウビタキ

2024-02-08 | 野鳥


目の前の枝にジョウビタキ(尉鶲)が止まった
ジョウ(尉)は翁の意味で、オスの頭が銀髪のようだから
ヒタキ(火焚き)は、ヒッヒッと言う鳴き声が火打石の音に似ていることから
翼の白斑が着物の紋付のように見えるので、「もんつきどり」と言う異名もある

冬鳥 10月頃からやって来て、4月の終わりころまで見られる
市街地から低山の花壇や植栽地の多い公園などに居る
この時期には雌雄それぞれに縄張りを持ち、春になれば仲良くなるだろう相手も容赦なく追い出す
主に昆虫類やクモ類を採食し、秋冬には様々な草木の実も良く食べる

オスは頭頂から後頭まで灰白色、顔から喉と上面は黒く、次列風切り基部は白色で白斑になる
メスは全体に灰褐色で、腰と尾羽の両脇が橙色、翼の白斑は有る
全長14cm

思ひかね柴とりくぶる山里を 猶さびしとやひたき鳴くなり(寂蓮)