まだ2月なのにもうウグイスカグラが咲いた
一帯に花の咲くのが早くなっているのを感じる
ウグイスが鳴く頃に花が咲くのでウグイスノキと言うと解説している古い文献がある
ウグイスカグラの語源の定説はない
有力な説として、カグラはカクラの転訛で、カクラは「狩り座」が訛ったもの、つまりウグイスなどの小鳥を捕える場所の意味、と言う説がある
スイカズラ科の落葉低木、よく分枝して茂り高さ２ｍほどになる
冬芽が見えるが、長さ３mm程の卵形、芽鱗は１～２対
葉は対生し、葉身は３～６ｃｍの広楕円形、裏面は緑白色
花は４～５月に咲く
枝先の葉腋に１～２cmの細い花柄をだし、淡紅色の花を１個、稀に２個下向きにつける
花冠は１～２cmの漏斗状で、先は５裂し、裂片は平開する
果実は液果
１cm程の楕円形で、６月に赤く熟す
ほんのりと甘味があって食べられる
中の種子は５mm程の淡褐色で楕円形をしている