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マンサク

2024-02-23 | 樹木 草花

マンサクの名は、枝いっぱいに花を咲かせるので、満作
また春先に「まず咲く」が訛ったという説もある

マンサク科の落葉小高木又は低木、2~5mほどになる
葉は互生し、葉身5~10cmの菱形状円形
左右不対称で、基部は少し歪み上半部は三角形
縁には波状の粗い鋸歯がある

花は、葉が展開する前、3~4月に咲く
前年枝の葉腋から出た短い柄の先に、黄色の花が数個集まって付く
花弁は4個、鮮やかな黄色の線形で2cm程
萼片も4個、卵形で普通は暗紫色、完全な雄しべ4個の他、小さな線形の仮雄しべが4個有る
果実は蒴果
1cm程の卵状球形で、表面に褐色の毛が密生する
熟すと2裂し、黒い種子を2個出す
種子は8mmの長楕円形で光沢がある

マンサクの花色々(順に、アカバナマンサク、アテツマンサク、シナマンサク、ニシキマンサク、ハヤザキマンサク)