アオサギ
2012-10-12 | 野鳥

面白い格好のアオサギが居た
なんと羽を広げて干している
カワウなどでは普通だがサギ類では初めて見る格好だ
カモ類は尾腺から油が出ているのでそれを体に塗って水をはじいている
カワウはその尾腺が無いため水に潜った後は良く羽を乾かしている
さてサギ類はどうなのだろう 水に潜らないので多分尾腺はないと思う
たまたま水に入ったので乾かしている と言ったところか・・
9月に鳥学会から発表された「日本鳥類目録 改訂第7版」ではサギ科の分類がこれまでのコウノトリ目からペリカン目に変更になった
今回の改訂では一番大きな変更だろう
これまでの生態と形態からされていた分類に 最近ではDNAによる分類も加味されている世界的な流れに沿ったものにしたようだ
トキ
2012-10-10 | 野鳥
トキを見に佐渡島に行ってきた
マジかに見られると思っていたが 見られたのは想像していたのとは違って こちらの建屋から20mほど離れたゲージの中のトキだった

トキが少なくなって最後の5羽を捕獲して色の名前をつけて飼い 繁殖させようとしたがうまく繁殖せず 最後に生き残ったキンが2003年に死んで日本の野生のトキは絶滅した その後中国から借りた同種のトキを繁殖させて 2008年10羽を放鳥し以後毎年放鳥を続けている 現在は60羽程のトキがここで飼われていて その他安全面の観点から多摩動物園その他の施設で飼育されている
キンの剥製

ゲージの中では距離もあるし良く見えないので 今新しい設備を作って来春に公開する準備をしている
マジックミラーと言うのか こちらからは素透視のガラスだが向こうからは鏡になってこちらは見えない
試験的にその中に3種類3羽のトキを入れて試している 結構よく見えてこの位見えれば満足
トキを見に行くのだったら来春以降をお勧めする
左から クロトキ ハダダトキ ムギワラトキ
マジかに見られると思っていたが 見られたのは想像していたのとは違って こちらの建屋から20mほど離れたゲージの中のトキだった

トキが少なくなって最後の5羽を捕獲して色の名前をつけて飼い 繁殖させようとしたがうまく繁殖せず 最後に生き残ったキンが2003年に死んで日本の野生のトキは絶滅した その後中国から借りた同種のトキを繁殖させて 2008年10羽を放鳥し以後毎年放鳥を続けている 現在は60羽程のトキがここで飼われていて その他安全面の観点から多摩動物園その他の施設で飼育されている
キンの剥製

ゲージの中では距離もあるし良く見えないので 今新しい設備を作って来春に公開する準備をしている
マジックミラーと言うのか こちらからは素透視のガラスだが向こうからは鏡になってこちらは見えない
試験的にその中に3種類3羽のトキを入れて試している 結構よく見えてこの位見えれば満足
トキを見に行くのだったら来春以降をお勧めする
左から クロトキ ハダダトキ ムギワラトキ



最近見たユリ達 一挙アップ
ユリ科の花は世界で約3700種あると言われている変化に富む大きな科
ユリ科を先祖にして多くの単子葉植物が進化したと考えられている
日本のユリは世界的に有名で観賞価値の高いものが多い
オニユリ・・古い時代に鱗茎を食用にするために渡来したものらしい ほとんどが3倍体で結実せず珠芽で増える

ヤマユリ・・山野に広く自生するほか観賞用に栽培もされている 強い芳香があり花被片は反り返る

ウバユリ・・花の頃葉が枯れていることが多いので「歯が無い」の語呂合わせでウバユリ

スカシユリ・・花被片の基部が細く隙間が空いている 別名イワトユリ

ササユリ・・葉が笹の葉に似ている 別名サユリ

左から ヒメユリ コオニユリ その他色々な色のユリ達

ユリ科の花は世界で約3700種あると言われている変化に富む大きな科
ユリ科を先祖にして多くの単子葉植物が進化したと考えられている
日本のユリは世界的に有名で観賞価値の高いものが多い
オニユリ・・古い時代に鱗茎を食用にするために渡来したものらしい ほとんどが3倍体で結実せず珠芽で増える


ヤマユリ・・山野に広く自生するほか観賞用に栽培もされている 強い芳香があり花被片は反り返る

ウバユリ・・花の頃葉が枯れていることが多いので「歯が無い」の語呂合わせでウバユリ

スカシユリ・・花被片の基部が細く隙間が空いている 別名イワトユリ

ササユリ・・葉が笹の葉に似ている 別名サユリ

左から ヒメユリ コオニユリ その他色々な色のユリ達








公園で10歳くらいの女の子が緊張して直立不動 手を差し出していた
待つ間もなくヤマガラがやって来て手の上のピーナッツを食べていた
私も同じようなことをあちこちでやったが楽しいもので鮮明に覚えている
この子もこの経験感激をずっと忘れないで覚えていることと思う
世の中の大勢は野鳥にエサをやってはいけないということになっている
いろいろ意見は有ろうが身近にいる何羽かにエサをあげても何のこともないと思っている
世の中の流れに逆らうわけではないが みんな同じ意見と言うのも薄気味悪いので 大勢の意見には反対意見を言ううようにしており かなり分が悪いのだが自分は野鳥へのエサやり賛成だと言っている
ヤマガラ:スズメ目シジュウカラ科 大きさ14cmスズメ大 留鳥または漂鳥 一羽か小群れでいてシジュウカラと混群でいたり一年中同じ場所で番で生活するのもいる 秋から冬にかけては木の実などを貯蔵する習性がある 一部は食べ残すので樹木にとっては種子をばらまいてくれる存在になる


山野の草原で出会ったマツムシソウ
長い柄の先に上向きで紫色の大きな花が咲いて風に揺れていた 花は4cmほどの大きさ
マツムシの鳴くころに咲くのでマツムシソウ・・花期は8~10月
花の後が海坊頭のようになり この坊主頭が仏具の伏鉦(ふせかね) 俗称松虫鉦(まつむしかね)に似ているのでマツムシソウ
松虫鉦は巡礼が持つ鉦だそうだ
別名スカビオサは学名から採った名前で園芸種に付けられて売られている が園芸種はセイヨウマツムシソウであることが多い
学名はScabiosa japonica で日本固有種 多くの都道府県で減っておりその地区のレッドリストに乗っている
Scabiosaの語源はScabieaで疥癬のこと
マツムシソウは皮膚病に効く薬草として使われている

