(1)名は体をあらわす(the name indicate the realities)と言われるが、まったくそうでもないのが政治の世界だ。
「自由民主党」が今回やったのが強行採決による特定秘密保護法の制定で、都合の悪いことは国家秘密にして国民に隠して為政者の自己満足、野望、野心、独善、独断、独占の政治を目指して、これを暴こうとする手段には厳罰主義で規制をかけるという国民にとってはまことに「不自由」で「非民主的」な政権党自由民主党だ。
これが国民のためになるという安倍首相の説明がパラドックス(paradox)としてまったく「皮肉」に聞こえるのが、「自由民主党」を名乗る高慢さ、不自然さにつながっていく。
(2)前政権を担った「民主党」も党内の民主的な運営を目指したが、あまりの無計画性で歯止めが利かずにそれぞれに言いたい放題、やりたい放題の勝手バラバラの末に、自ら決めた党テーゼ(these)、基本政策を次から次へと放棄する無責任体制の始末で、「民主」がはき違えられていた。
②「みんなの党」はそもそもよくわからない、あいまいさの名のままに、結局は与党寄りの党首の独善、独断の政党色が全面に出て分裂して大量の離党者を出した。
(3)そのみんなの党の前幹事長ほか14名の離党議員で立ち上げる新党の名前が「結(ゆ)いの党」か「民権党」のどちらかで、党内での決選投票で決めるらしい。
政治の世界はまったく名は体をあらわす原則のない(name of political party does't indicate the realities)どころか、公然と政党名と政治行動が反比例することに平然としているところがあるが、本来は政治信条(principle)、理念(idea)、哲学(philosophy)を組織体代表としてわかりやすく表現、表記するものが社会常識だ。
(4)政治の世界で社会常識が通用しないものであることが、政党名と政治行動の反比例にすでに見えているわけだ。パラドックスとして見識も良識も奥ゆかしさもみられない。
何か前所属政党にあてつけがましく、新党はオープンに外によく見える決定図式にこだわって議員全員の意思参加という決選投票で決めるというが、政党名はそんなもので決めるものではないし、ちょっと幼稚でこっけいにさえみえる。
(5)新党政党名候補にあがっているのは、野党再編の起爆剤を目指す「結(ゆ)いの党」か民権主義の「民権党」だ。昔、髪結いの亭主という言葉があって人に頼る軟弱なイメージがあるし、まずわかりにくいしインパクトも不十分な名だ。国民にも思い出すのも大変だろう。
②もうひとつの「民権党」は逆にどこの国の政党かと考え込まされるし、こちらも非常にわかりにくく浸透力、新党力は少ない。
(6)多党化時代を迎えて政党名に苦心もするのだろうが、政治、政党は「名は体をあらわす」真摯で見識、良識、理念、信条、哲学をあわせ持つものであってほしいものだ。
「自由民主党」が今回やったのが強行採決による特定秘密保護法の制定で、都合の悪いことは国家秘密にして国民に隠して為政者の自己満足、野望、野心、独善、独断、独占の政治を目指して、これを暴こうとする手段には厳罰主義で規制をかけるという国民にとってはまことに「不自由」で「非民主的」な政権党自由民主党だ。
これが国民のためになるという安倍首相の説明がパラドックス(paradox)としてまったく「皮肉」に聞こえるのが、「自由民主党」を名乗る高慢さ、不自然さにつながっていく。
(2)前政権を担った「民主党」も党内の民主的な運営を目指したが、あまりの無計画性で歯止めが利かずにそれぞれに言いたい放題、やりたい放題の勝手バラバラの末に、自ら決めた党テーゼ(these)、基本政策を次から次へと放棄する無責任体制の始末で、「民主」がはき違えられていた。
②「みんなの党」はそもそもよくわからない、あいまいさの名のままに、結局は与党寄りの党首の独善、独断の政党色が全面に出て分裂して大量の離党者を出した。
(3)そのみんなの党の前幹事長ほか14名の離党議員で立ち上げる新党の名前が「結(ゆ)いの党」か「民権党」のどちらかで、党内での決選投票で決めるらしい。
政治の世界はまったく名は体をあらわす原則のない(name of political party does't indicate the realities)どころか、公然と政党名と政治行動が反比例することに平然としているところがあるが、本来は政治信条(principle)、理念(idea)、哲学(philosophy)を組織体代表としてわかりやすく表現、表記するものが社会常識だ。
(4)政治の世界で社会常識が通用しないものであることが、政党名と政治行動の反比例にすでに見えているわけだ。パラドックスとして見識も良識も奥ゆかしさもみられない。
何か前所属政党にあてつけがましく、新党はオープンに外によく見える決定図式にこだわって議員全員の意思参加という決選投票で決めるというが、政党名はそんなもので決めるものではないし、ちょっと幼稚でこっけいにさえみえる。
(5)新党政党名候補にあがっているのは、野党再編の起爆剤を目指す「結(ゆ)いの党」か民権主義の「民権党」だ。昔、髪結いの亭主という言葉があって人に頼る軟弱なイメージがあるし、まずわかりにくいしインパクトも不十分な名だ。国民にも思い出すのも大変だろう。
②もうひとつの「民権党」は逆にどこの国の政党かと考え込まされるし、こちらも非常にわかりにくく浸透力、新党力は少ない。
(6)多党化時代を迎えて政党名に苦心もするのだろうが、政治、政党は「名は体をあらわす」真摯で見識、良識、理念、信条、哲学をあわせ持つものであってほしいものだ。