サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ヤングジャンプ 2015年2号 感想(ボクガール46話ほか)

2014-12-11 | ヤングジャンプ感想









「パープル式部」のコミックス表紙が公開されてましたが、2冊ともスゲェなあ・・・と(笑)。
化けもんだよ化けもん。けど、なんか憎めないのが「らしい」ですね。










☆ボクガール #46 ボクの大切な2人

サンタ姿の瑞樹かわええのう・・・いつもはちょっと恥ずかしがってるカラーが多いだけに、
こういう元気一杯天真爛漫!って感じのカラーもこれはこれで良いものですね
さり気なく胸元が少し露出気味なのも目の保養的にベターですね(笑
ま、クリスマスに特に恋人と用とかねえけどな!

で、本編は私の大好きな藤原さんのお話です
瑞樹がめちゃくちゃ可愛いのは勿論なんですが私は藤原さんもすっごく可愛いと思っていて大好きなんです
藤原さんはある意味無防備なくらいに素直な女の子で、かつちゃんと反省も出来るいい娘なところがお気に入りです
また杉戸さんは絵が達者なので、グラマーな女の子を描くと本当に柔らかそうでフニフニしていて最高なんですよねえ
多分一般的に言えば瑞樹のが大人気で藤原さんはサブ扱いされてるのが現状でしょうが
それでも私は純真無垢で、かつ色気のある藤原さんが大好きです
そんな藤原さんづくしの回だったので、巻中カラーって事を差し引いても本当に満足出来る内容に仕上がってたなあ、と

色気のあるボディを持ちながら、本人自身は色気に疎いのが素晴らしいですね(笑
あんなムッチムチの破廉恥ボディを備えながら不埒な話に付いていけないウブさが良いギャップを生んでいます
その意味をロキから告げられた後の藤原さんのデフォルメ紅潮フェイスが実に最高でした
めちゃめちゃ可愛いなあ・・・とか思ってたら、
間髪いれずにお風呂カット(!)
来た来た来た!と言わんばかりの興奮度合いで久々の藤原さんサービスカットに舌鼓させてもらいました(笑顔)
いやもうね、その後の藤原さんの妄想の中の瑞樹のサービスカットと合わせ技で完全にお世話になれるクオリティだったんですが
ただ官能的なだけじゃなくあの藤原さんがちょっとジェラシー感じちゃってる乙女っぷりも含めて異様にキュートに映ってるのが実にイイな、と
まだ心が瑞樹に傾いてない事自体は惜しい気持ちもありますが、瑞樹と自分を無意識に比べて恋愛的に落ち込んじゃうナイーヴな感じがね
ラブコメ的に凄く良かったなあ、とも同時に感じる訳です
あんまり藤原さん視点で語られる事もなかったのでその意味でも新鮮味があってとても良かったと思います
なんというか、ウブな娘が性だの行為だのを意識するのって読んでてすっごくニヤニヤしちゃうな~、と(笑
藤原さんのストレートなくらいに恋する乙女っぷりが描かれていてそれだけでも嬉しい内容でしたね。

ただね、そこで終わらないのが今回の「ボクガール」の凄さであってね
藤原さんの行き過ぎた官能的な瑞樹と猛の妄想模様がこれまた最高のクオリティなんですよね
二人の仲を疑って、「もしやそういう関係なんじゃ・・・?」と思考が暴走しちゃうわけなんですけど
一気に“女を受け入れた瑞樹”が登場して女の子してるだけでもキュンキュンしちゃうのに
そこから性的行為の妄想に突入してふしだらな下着を付けておねだりって、、、ああ、なんか、もうっ!って感じッス(完敗)
そもそも今まで散々女の子化を渋ってる現状がある訳ですから髪伸ばして“いかにも女の子!”って振舞いをしてるだけでたまらんのに
あんな破廉恥な下着で初体験をおねだりってなあ・・・まあお世話余裕でしたね(超笑顔)

いや、いかん、あまりにも揺さぶられ過ぎ!とは思いつつ
やっぱりねえ、どうしてもニヤニヤしちゃうし興奮しちゃうし瑞樹は究極的に可愛いし・・・で
まあ大手振って大好きだと書きたくなる内容だったわけですね、私にとっては。
まだまだ渋ってる分、妄想の中では自由に出来るというメリットがあるので
これは今後も是非是非期待したいですね
でもなんか、本当に髪伸ばして女の子らしくなったら、もうそれこそたまらん状態になっちゃいそうですね
ただでさえ可愛いのに、そうやって“タガ外し”したら、もう私はね・・・。いや、いいもん見せて頂きました
流石に最中のシーンは自主規制でごまかしてますけど全然十分っつーか凄まじいレベルの天使を拝めましたよ。だから木曜が大好きさ!

早くその時が来ないかな~とめちゃんこワクワクしつつ、
後半はまたしても恋する藤原さんモードでこれまた面白い出来栄えでした
ただ、このパートは可愛さだけではなく猛の揺れ動く気持ち、本当は協力してあげたい
だけど、どうしても瑞樹を可愛いと思ってしまう、その気持ちに逆らえない現実がある・・・という
“猛の苦しみ”が感じられるパートにもなっていて不意に切なく、また胸に来てしまいましたね
猛もいたずらに瑞樹に手を出しそうになったんじゃない、自分の中の理性だったり衝動だったり本心だったりそれを抑止しようとする気持ちだったり
色々な条件が重なった上で彼は彼なりに迷って苦しんで、でも、それでも抑えられない「何か」があって、、、今揺れ動いてるんでしょうね
そんな猛の気持ちに触れた藤原さんは、ウブとはいえあからさまっちゃあからさまだったんで流石に気付いてしまいました
またその時の藤原さんの表情がちょっと生々しくて、切なくて、だからこそ人らしく美しくもあってね
そういう切なさ的な意味合いでも今週分は凄く良かったと感じられました
まだまだ気になる要素てんこもりの本作ですが、
気になる引きも作っていよいよ一つ段階を登る予感もしています
ここから藤原さんが瑞樹を意識してくれる事はあるのか、それとも猛の想いが暴走してしまうのか・・・
いやはやファンとしてはめっちゃ楽しみな展開ばかりが来そうで実にワクワクしています。連載も一周年近く、
益々ニヤニヤシーンを生みだしてくれそうな本作から私はやっぱり目が離せそうにありません。なんて書きたくなるくらいには内容の濃い46話目でした
なんか来週分は読むの相当ドキドキしそうですが(笑 この間は巻頭にもなってたしこの調子で突っ走って欲しいものですね
正直何度も読み返しています。大好きですね。


そういえば4巻の表紙が公開されてますが、またこれが可愛すぎて・・・!
なんかもう上目づかいだけでお腹一杯ですな。勿論購入しますし感想も書くつもりです。
と言う訳でファンの方是非来週の金曜日は要チェックですぞ。




☆リクドウ 第32話 男の無念

私この漫画のこういう部分好きですよ
勝つ、って事は視点を変えれば「残酷」なこと
負ける、って事は有無を言わさず「無惨」であること
自分が負けたって意識した瞬間に心が壊れそうなくらいバラバラになるのが“負ける”って事なんです
勝つのは美しいだけじゃない、時には誰かの想いを引き千切るくらい叩きのめす、または水面下では叩きのめしている
それでも、やっぱり惨めなのは悲しい、届かないのは悔しい、通じないのは苦しいからこそ人は“勝つこと”を求めるんだと思う
だけど、そこには、「醜悪であるからこその美しさ」も存在しているような気が個人的にはしています
惨めにもがいて、足掻いたけど通じなかった石蕗
だけどその姿こそ必死だった証拠であり誰かの為に頑張った証拠でもある
その気持ちさえ忘れなければ、何度だって立ち上がれるはず・・・だと思っています

同様にリクの必死さも伝わって来て気持ちが随分突き動かされました
もう負けたくはない
負け犬のような人生は送りたくない
そこに対する圧倒的な恐怖があったからこその「攻め」
そんなリクの心情が水面下から伝わって来て、一方的な展開になったとはいえ何故かリクを応援した自分もいたり
でも、多分それだけじゃなくて石蕗に対するリスペクトのような感情もあったんじゃないかと思います
ただ自分の力を誇示したくて、完璧に勝ちたくてあそこまで攻めたわけじゃない
そうしないといけないくらいに石蕗もまた強かったという事でしょうね

なんだか、勝ってても余裕があるわけじゃなく
病的なまでに負けを恐れているリクが少し物哀しくも映りますが
だからこそリクというキャラクターに凄く感情移入してしまう隙間があるんでしょうね
勿論ノックアウト寸前の石蕗の描写も読んでると胸に来るっていうか、届かない気持ちが伝わって来て感情移入してしまいました
例え大事な想い人がいても、どれだけその想いが強くても、結局は“届かない”、それもまた人生そのものなんですよね。
この漫画はそういうナイーブな部分にも触れてくれるのが改めて好きだなあ・・・なんて今週分で思いましたね。


さて、これでリクは無事勝利!
苗代ちゃんとの絡みも気になりますが、まずは来たるべき強敵への備えが先かな?
石蕗と葵の事も気になりますし来週もまた要注目の内容になりそうです。
あと単行本2巻も来週分の翌日発売なので是非チェックを
表紙も落ち着いた感じでカッコ良いです。










◆ゴールデンカムイ

すげえ面白え・・・
なるほど、確かにあの模様のありかを訊き出さなきゃ殺せないわな
そういった意味では今までの積み重ねが杉元を生かしてくれたわけか

ただ、生温い質疑応答じゃ済まないのが当然で
いきなり頬を串刺し(!)という痛々しい絵面が待っていました
なんかもう杉元が可哀想になるくらいの激しい拷問が待ち構えてそうで辛いですが
その分アシリパさんが頑張って助けてくれたら・・・って感じです
是非和解して、
お互いに納得して再びコンビを組んで欲しいですね

何気に杉元のくつしたを汚物みたいに先っちょだけ掴むアシリパさんとか(笑
そんなアシリパさんの凛々しい表情も拝めて良かったです
来週は正に生きるか死ぬかの正念場でしょうね。杉元が無事に助かりますように。



◆パープル式部

流石に絵のクオリティが違い過ぎる・・・!
って事で「源君物語」とのコラボありの巻中カラーでした
並んだ時の違和感が半端ない事を受けて、
作中では画力の差をネタにしまくり
ああ、確かに、青木さんがちょっと可愛く見えてたのは式部と一緒だったからなのかな、、、なんて酷い事をふと思いつつ
あくまで相手を立てるコラボの内容に作風とは違う誠実さなんかも感じたり。

式部が源君の相手の一人になったら、一気に不人気に陥って連載終わっちゃうから止めて下さい(笑)。
つーか罰ゲーム



◆しらたまくん

初期の気の遣われ具合はどこへやら、すっかりイジられ慣れてるな白玉くん!
でもそんな白玉くんも可愛いです。今週はおヌードも披露と益々ハジけてますな。
なんか新鮮だった(笑



◆もぐささん

ダッシュボードの中のおかしスゲェ(笑)。
あれは流石に食い意地が張ってるとか言われても文句いえねえなあ
またそれに関して即座に赤面する百草さんが可愛い
それもちょっとプンスカ気味なのが新鮮です
まだまだこのお母さんにはからかってそういう表情を引き出して欲しいし雰囲気的にも良くしてやって欲しいですね

にしてもぐるぐるキャンディーって物凄く大胆だな・・・。
そんなバカな!?って思っちゃったけど、まあ、料理自体に注目が行くのもアリっちゃアリか。
そしてエプロン姿で一生懸命料理する百草さんも、イイ。



◆思春期サァカス

事前にすべて預けたのか・・・。
意外と策士じゃねえか(笑
そして男性器の名称を思いっ切り叫ぶネタは流石にゲラゲラ笑ってしまった。
斬新なコマの使い方ですよこれは。コロコロ変わっていく翡翠の表情が可愛い。














来週の金曜日はヤンジャンコミックスの発売日、福島鉄平の短編集も2冊同時に発売、とそちらも気になるところです
そして次号は待望の野球漫画がスタート!
二宮祐次って名前、どっかで聞いたなと思ったらそういえばマガジンでラストマン描いてた人でしたね
マガジン移籍組が終わって、また次の新連載もマガジン移籍組ってなんか奇妙な縁を感じますね
どういう内容なのか楽しみにしています。今週の新連載は探偵ものだったのでバランス的にもいいかもしれないですね。

ジャンプからはミウラタダヒロ、KAITOさん辺りに来て欲しいなあ。