サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

LOST IN TIME/FoZZtone/THE LOCAL ART@千葉LOOK 14.12.12

2014-12-14 | LIVE
約2カ月ぶりにライブに行って来ました。








本当はその間にも行きたいライブが幾つかあったんですけど、
都合により行けなかったんですよね
だから、この日はいつも以上にテンションが高まってて前日に出演バンドの音源を聴きまくったりしてたんですが
自分の思ってた以上に各バンドのテンションが凄まじかったというか、ホントに全力で千葉ルックの25周年に花を添えてた印象で
観ていてやたら感動してしまったし気持ち良かったなあ・・・というのが本音ですね

そう、この日はここ1ヶ月近く行われてる、そして行われる千葉ルック25周年記念シリーズの一角で
実は5年前の20周年記念の時にも何日か参加してその中にロスト公演もあったりしたんですが
今年は参加して祝えるとしてもこの日ぐらいしか行けそうな所がなかったし、
また、本当に行きたいと思える面子だったので相当期待して臨みました
そしたらこちらの予想以上に素晴らしくて、
ライブが終わった後は放心状態だったんですけど
もうひとつ思ったのはそれくらい全力で祝ってもらえる千葉ルックという箱がバンドやお客さんと築き上げて来た「信頼」だったり「誇り」のようなもの・・・
改めて地元の最寄りライブハウスで「初日ならルック」と称され名物のデカポスター(初日に選んでくれたミュージシャンに無償で作ってくれるポスター)があって
そしてこんな風にバンドからもお客さんからも愛されるこの場所に更に深い思い入れだったり愛着が沸いたような・・・
私個人的にはそういうものを感じたライブでもありましたね

勿論、嘘偽りなく本心から祝ってくれてこちらが奮えるほどのパフォーマンスを披露してくれた各バンドにも全力で感謝したい。
本当にありがとうございました。









◆REVSONICS

初見、で実は名前を聴いたのも初めてでしたが
思ってた以上に格好良くて会場も結構盛り上がってた(気がした)ような
ロストの海北さんも「素敵な初めましてが出来た」「格好良かった」と後々話してたり、
良い具合に会場を温めてくれたと思います。ちなみにこの日唯一の地元千葉のバンドでした。



◆THE LOCAL ART

ご存じロスト初代ギタリストの横内さんが在籍しているバンド
っていうか正確に言えば元々ローカルアートに所属してたのをロストにも参加してもらってたんですね
この日行きたいって思ったのはね、
そんなローカルアートを久々に観たいっていうのとフォズトーンの渡會さんが海北さんの同じ高校の後輩って事で
ある意味ロストインタイムゆかりのバンドばかりが集まってたんでこれは正直面白い事になりそう、と(笑
多分私みたいな人間の存在を見越してこのブッキング組んだと思うんでホントやり手だと思いますわ。
そういうのもこの日独特の「全力感」に繋がってたのかもしれないですね。

ローカルアートは久々・・・っつっても並みの久々ではなく
以前ライブ観たのが恐らく2006年~2007年頃って事で下手したら約8年ぶりくらいに観る事になるんですよ
その時も非常に印象的だったドラムボーカルが勿論健在、どころか益々パワフルに、かつしなやかになっていて
その時は割と勢い重視・若さ重視みたいなテンションも感じてましたが今回のはそれとはまた全然変わったようにも思えて
よりテクニカルに、より緩急を付けて、よりお客さんをノせるライブ運びが上手く出来ていて有り体に言えば「進化」のようなものを深々と感じました
プレイがスタートしたと同時に弾けて暴れ回るメンバーの痛快なステージングに
ドラムが一番前でアンサンブルもドラムの破壊力中心に組み立てられていると感じる為
観ていて伝わって来る臨場感/迫力が尋常でなく約8年ぶりに観て間隔が空き過ぎているにも関わらず“そうそう、これこれ!”って思えるような感覚があった
それが何よりも凄いなあって感じましたね。
要は一度観たら忘れられないパフォーマンスをしてるって事だし、それに磨きもかかっているという事
感情がダイレクトに聴き手の琴線にほとばしる「淡い夢」って新曲と後半のメロディアスな楽曲の畳み掛けが特に素晴らしかったと思います
特に「淡い夢」って曲は日々感じる無力感みたいなものをアグレッシブに表現されていて聴いてて思わずグッと来てしまった
具体的に言えばちょっと泣きそうになったくらい。それくらい盤石なパフォーマンスの数々だったと思います。

MCではドラムボーカルの岡田さんがしきりに「海北さん、海北さん」と海北さん曰く“同い年”であるにも関わらずちょくちょくさん付けで絡んでました(笑
すっごく楽しそうな笑顔が印象的で店長のサイトウさんの事も「酔っぱらって深夜3時に電話しても嫌な顔せず話してくれる」など
かなり上機嫌で語ってましたね そんな岡田さんの人柄も面白く、あと割と早口でもあったので
そういう観点から含めてもまるでジェットコースターに乗ったような感覚に近いライブでありました
ジェットコースターってずっと超速でもなく時折緩やかになったり緩急にも長けてるでしょう。ああいう感じです。

正直、あまりにも良かったので後続のバンドはかなり燃えるだろうな・・・とこの時点で確信してましたね。



◆FoZZtone

1.Message from the front
2.開きっぱなしの扉か俺は
3.レインメーカー
4.Stomp the Earth
5.GO WAY GO WAY
6.Gloria
7.溺れる鯨


実はフォズトーンも結構ごぶさただったんですよね
多分約2年ぶりに観たと思うんですけど、その分その間の新譜から沢山聴けてとても嬉しかったですね
一曲目は「Message from the front」で風格漂う堂々とした始まり、声を奮わせ真剣に歌い奏でるバンドの佇まいに感動し
次の「開きっぱなしの扉か俺は」は個人的に大好きな曲だったので今回聴けてかなり気持ちが盛り上がりました
カクカクした独特のアンサンブルに哀愁漂う歌詞で良い具合に緩急を付けていたと思います
「どうしてこんなにボロボロなんだ」とあまり感情を込めずに歌うのが逆に生々しくて好きですね
兎角気持ち良かったです

久々に聴いた気がする「レインメーカー」、サビの胸に来る感じと相俟ってとても感情移入しながら聴き惚れる事が出来ました
小気味良いアンサンブルの妙に陶酔しつつ、ここからは一気に加速モードで最新のキラーチューン「Stomp the Earth」を投入
この曲がまたライブで聴くには物凄くカタルシスの強い楽曲でみんなで一緒にハンドクラップして盛り上がったり、
ステップを踏む楽しさがあったり、そういうアクションを取る事で不意に“今を生きてる”事を実感させられるエネルギーが含まれてたりと
メロディの良さ、勢いもあるけれどそれ以上の「何か」が詰まってる曲だなあ~とライブで聴いて改めて思えました
この曲は問答無用、理屈でなく楽しめてグッと来る事の出来る楽曲なので是非ライブで触れてみて欲しい一曲です
すっごく気持ち良かった!

そのテンションを更に加速させる「GO WAY GO WAY」の弾け切ったアンサンブルの勢いに益々興奮を感じつつ
お客側もこの頃相当アガっていて会場の熱量もかなりのものでした
この日はソールドアウトはしてなかったんですけど、
それがもったいないと思えるくらいの興奮度合いとパフォーマンスだったのが実に素晴らしかったです
そして、フォズのライブで個人的にハイライトだったと感じたのが次の「Gloria」でした。

最初の内は前の曲までのテンションを引きずって多幸感溢れるパーティチューンっぷりにご機嫌だったんですけど
途中、「報われよう」「報われようぜ」ってフレーズがありまして、そこに差し掛かった時に物凄く胸に来てしまったというか
今でも強く焼き付いてるんですけど、みんなで一体になって「報われようぜ」ってフレーズで盛り上がってる光景にシリアスな祈りに近い情感を受けてしまい
その熱量だったりメッセージだったりに深く感銘を受けてこれまた忘れられない一曲と夜に自分の中で相成りましたね
単純に、「報われようぜ」って歌われて尋常じゃないくらい感情移入してしまったというか・・・
それくらい自分の中では深くどっしりと響いてくれてそれが何よりも嬉しかったですね。
本当に心に残る一演だったと思います。
別に何を引け目に感じるでも、卑下する必要もなく、「報われたい」「報われよう」ってそんな事を強く思ったって、感じたって良いんだ―
そんな事を、メッセージを(勝手に)この曲から噛み砕いて受け取りました。元々新譜の中でも好きな曲でしたが更なる思い入れが生まれてラッキーでしたね。
絶対に忘れられないライブのワンシーンが自分の中に新たに生まれてホントに良かったなあ。

最後は「溺れる鯨」をしとやかに、でもどこか高らかに歌い上げてこの日のフォズは締め、
全体的にとても気合いの入った演奏っぷり、要所要所で声を奮わせ情感を伝えるセンスが冴えていた好演だったと思います
ロスト目当てで来てた他の客が「初めて観たけど、すごい格好良かった!」的な事を興奮しながら終演後感想として話してたのが印象的でしたね。
ちなみに来年フォズトーンはツアー初日で再び千葉ルックに来るので是非その時も足を運びたいものです。
ライブ中に「照明さん、今の超格好良かったっす」って風なアドリブを入れたりそういう部分もまた良かったかな、と。



◆LOST IN TIME

1.希望
2.ココロノウタ
3.誰かはいらない
4.証し
5.366
6.30
7.手紙

アンコール
8.約束



実は2か月前行ったライブがロスト、しかも2DAYSだったんで実質3連チャンなんですねえ(笑
前述のように5年前の千葉ルックの20周年記念公演シリーズにも出てて、自分も参加してたので感慨深かったですね
この日のロストは前2バンドに触発された部分もあったのか相当気合いほとばしる出来栄えですっげえ良かったと思いました。

まるで横綱相撲のようなセットリストでしたが一曲目の「希望」から盛り上がるフロア、
そして「ココロノウタ」では早速フルスロットル、全力感でもって聴き手を熱くさせるパフォーマンスを披露し
また源ちゃんのドラムも程良く走っていて終盤の脂ぎったドラミングはめちゃめちゃ聴き応えがあって素晴らしかったと思います
海北さんもまた声を奮わせ、鬼気迫る形相で叫び、そして熱く滾った想いをフロアに叩きつける激熱の佇まいで凄く良かったですね
その次、結構久々に聴いたような気がする「誰かはいらない」もいつも以上にサビの歌い方が決まってて心地良かったです
アウトロの咆哮にも近い、泣くように歌うアドリブのところがまた更にグッと来る出来栄えになっていてそういう部分もこの日冴えてたと思います
優しく、そして逞しく歌われた「証し」、冬らしい冒頭のコーラスワークもまた季節感みたいなものがあって良かったと思う。
別に自分を良く見せる必要性も義務もなく、ただただ“そのまま”であればそれが真実で美しいんだ。という歌だと感じられました。

MCでちょくちょく絡んでたローカルアート岡田さんに「海北さん海北さんって、同い年だっつーの 笑」と語りつつ
ここで先日観たライブでも披露されていた新曲「366」を披露、2月29日も含めたロスト初のバースデーソングです
心地良く突き抜ける、多幸感溢れるアッパーチューンに仕上がってて気持ちが良い
でもこの曲の肝はそういう献身性(ただただ純粋にそれぞれの誕生を祝福する)に加えて「分からなくてもいいけど」って歌詞のフックにもあると思いました
人間どうしても分かって欲しい、届いて欲しいって思っちゃうけど、でも分からなくても届かなくても、別にそれでも構わない
いつか知る時、分かる時が来るかもしれないし、来ると思うし、今すぐ何もかもが上手く行く事を求めてないというか
そういう懐の深さ、今すぐ理解されなくてもいいよ。っていう良い意味での“余裕”が格好良いなと
単純にめちゃめちゃ爽快であったと共にそういう一面も振り返ってあるなあって個人的に思い。
「いつか君も分かるよ。」って思う事も重要なのかもしれないですね。

「野に花は咲くんだよ」ってフレーズにやたらグッと来てしまった「30」、
歌詞の哀愁溢れるテイストも含めて実にロストらしく、立派に人気曲に育ってくれたな~としみじみ
もがき続ける心境を後押ししてくれたこの曲に感謝しつつ、最後の最後は全力中の全力で想いほとばしる「手紙」で締め
25周年を記念した一夜でもあるこの日の締めには相応しい楽曲だったんじゃないでしょうか。
個人的にも今まで支えてくれた人を想起しつつ・・・美しいエンディングだったかと。


アンコール。
海北さんはMCで会場や演者だけじゃ成立しなく、お客さんがいて初めて成立するから
みんなもまた確実に25周年を支えた内の一人なんだ。って事を語っていました。
また各々のバンドに対する想いも述べつつ、集めてくれたサイトウさんに感謝!また5年後もこのメンツでやりたい!と笑顔で話して
そんなハッピーなムードの中「約束」で締め、ドラマチックなメロディと歌声に酔い痴れつつこの日のライブは全工程が終了
源ちゃんのドラミングも最後まで脂が乗ってて逐一刺激的だったし三井さんのギターも直線的で存在感があってやっぱロストのライブいいな、って。
そういう風に改めて感じる事が出来た2カ月ぶりのロストのライブでした。多謝!












余談ですが、ロスト初代ギタリストの横内さんがステージ脇でロストのライブを眺めてたり、
海北さんの語り口からお互いのバンドに対する絆に近いような感覚も感じられたり
そういう面でも良かったですし
この日はいつも以上に岡田さん渡會さんが「千葉ーっ!」って叫んでたり「千葉ルック」って口に出して言ってたり
それが無性に嬉しかったりしてね、年季入ってて、小ハコで、ソールドになるとステージが見えにくくなったりもするけれど
音も照明も格好良くて雰囲気も特徴もあってそんな風に愛してもらえるこのハコが地元で本当に良かったな、と。
兎角素晴らしい一夜でした。あと、改めて25周年おめでとうございます。これからもお世話になります!