今年4月に創刊したこの雑誌も5号目ですね
来年はいよいよ単行本も刊行されていく、って事で色々楽しみです
第一弾は私も大好きなbroilerさんなので必ず購入すると思います。また、新雑誌も出るそうでそっちもチェックしたいなあ、と。
実はちょくちょく読者プレゼントが当たってたり、そういう部分でもお世話になりました
また読者コーナーは変わらずどの作品の感想も取り上げ、創刊したばっかの雑誌とは思えない程充実されてます
そういったコーナーも含めて来年も創刊から読ませてもらってる身として付き合っていきたいと思ってます
好みの作家陣が揃ってるので少しでも売り上げに貢献していきたいなと(笑
そんな訳で出たばっかの最新号の感想です。
◆【地獄の】ぱにゅまる生配信 幻のゲスト回【リア凸】/broiler
ぱにゅまるめっちゃ可愛いですね・・・(笑
何が可愛いって、ネットアイドルぶってる時の良い意味でのあざとさに加えて
素に戻った時の冷静さがかえってギャップを生みだしていて二重に可愛いな、って思います
具体的に書くとさっきまで、昨日までぶりっこしてたのに身バレすると一気に慌てたり一般人ぶろうとする浅はかさがイイですね(笑
しかも、半ば強要だったのにも関わらず涙目になりながらも従順に応えちゃうところなんかも実にツボでした
普通こういう場合「快楽に流されて~」ってパターンになりそうですが、これは最後まで作り笑いの涙目状態って事で
その分心情を想起する事も含めて興奮の度合いが高くお世話になれるクオリティの作品だったと思います
しかしまあ、「人気者になりたい」「有名になりたい」って欲は誰にでもあるとは思いますけど
それを突き詰めると“危険性”も出て来ますから、何だかんだ「そこそこ」が一番快適に生きれるのかな・・・とは最近思います
ぱにゅまるは更なる人気を得たいが為に過激行為に出たんだと思いますけど、ある種「誘ってる」と思われてもしょうがないですからね
14ページ目1コマ目の表情なんか「痛いよう・・・」って心情がいかにも伝わって来るカットでゾクゾクしました
でも悲しいかな、冒頭の笑顔のぱにゅまるも可愛いけど、中盤からの苦しんだり痛がったりしてるぱにゅまるもそれはそれで可愛いっていう(笑
前述の通り涙の出かたにリアリティがあってそういった意味でも背徳的な作中観に熱中出来た新作でした
キャラデザもボリュームたっぷりのツインテールでめちゃくちゃ可愛かったですね
今月でも一押しの作品。あと、ぱにゅまるって名前もキュートでいいですなあ。
単行本は2月6日発売、
次号の翌日なんでファンの方は私も含めて是非。
◆都市伝女子/ぽてころ
いかにも童貞に都合の良い展開になってましたが、
行為の前に山田くんが「お互いもっと心が通じてからの方が~」って言ったじゃないですか
さり気ないけど、こういうちょっとしたセリフがね、グッと来る訳ですよ(笑
元は自分で誘っといて、でもいざとなったら持ち前の誠実さが前に出る
うるみが好きになったのもこういう部分なんじゃないかな・・・と思いつつ
設定的に言えば万歳!って感じですがその実かなり誠実なキャラ性が光る作品にも仕上がっていたかな、と
うるみも本当はこういう人に出会いたかったのかもしれないですね。一縷の望みだったのかもしれない。
その後の二人の様子を想像するとニヤニヤしちゃう類のよくまとまった傑作だと思います。
うるみのキャラデザもめっちゃ可愛くて、最初毒舌キャラから始まって何気に主人公の不器用で誠実な部分に惹かれていく
そういった性格の変遷もまた良かったかなあ、と 作画的な部分で言えばパンツの描き方がちょっとリアルで素晴らしかったですね(笑
シワの付け方とか膨らみ具合とかね。意外と着痩せするタイプだったのも目の保養的に良かったですし過去描写との対比も冴えていたかと。
具体的にどこが冴えてたかと書くと、昔出会った男が酷い性癖の持ち主だったからこそ
今不器用でぎこちなくても、一生懸命気持ち良くしようと頑張ってくれる山田の誠実さが嬉しい
ただ上手い、とか、快楽を追求、とか、そういうのではない温か味を感じて素直に好きになった・・・
そういう官能的描写と共に感動的要素もあったりしてそういうのもまた読んでて心地良かったですね
個人的に官能と感動は同居出来るし、してもいいと思ってますが、それをきれいに証明しているような一作でしたね。
うるみちゃんはこういう風に素直に愛されてみたかったんだろうなあ。素敵な作品でした。
最後の「ちゃん付けがいいぞ」ってセリフもめっちゃ可愛いです!
◆りばらぶっ/ぴりりねぎ
あのー、これはいつもぴりりねぎさんが同人で描いてる類の―
いや、まあ、一応普通の行為描写もありますけどね
肝心の決めシーンがディルド(男性器を模した性器具)を彼氏にハメて逆に彼氏がイっちゃうという
思わず「誰向けですか?」って思っちゃったくらい暴走しまくってる作品ですね(笑
だって男性向け成年誌でむしろ男性の穴にディルドハメてイカすって・・・。
でも・・・これはこれで「実際どうなるんだろう?」って好奇心がないわけではない(笑)。
体感的には女性に責められてる訳ですからねえ、プレイとしては新鮮極まりないわな。
男子が責められ喘いでるシーンが多々ありますので女性の方もお読みになってはいかがでしょうか
っていうかある意味女性が読んだ方がいい気もする(笑
個人的にはアリ。
最後貞操帯を彼氏にはめ込むとこなんか正に直近の同人誌の内容そのものですな。
◆桃汁SPLASH/夏八
前作では気付かなかったんですけど、
トーンの張り方・・・特に10~11ページ辺りがかなり少女漫画っぽい
そういえば前作のストーカーの描き方も女性的だった気がするし夏八さんは女流作家っぽいですね
まあそれはさて置き前作のツンツンアイドルに引き続き扇情的な美少女とまたもツボにハマるキャラ造詣です
こういう挑発的、かつ何考えてるのか読みづらいミステリアスな感じって意外と好きだったりします
本人を前に抜かせて、抜いた後にFして・・・とか
扇情的な姿を見せて誘うも結局寸止めでお預けとか中々に男心をくすぐるキャラです
また一見クールそうに見えるのにすっごい可愛らしい官能的な表情を何度も魅せてくれたり実にイイと思います!
後さり気なく男性自身を見て「わー」とかちょっとドキドキしてる風なのも個人的にポイント高いです
ある意味成年漫画ってそういう細かい部分で違いを出さなきゃいけない分野でもありますからね
多分桃さんはアツシくんの性欲を煽って煽ってピークに達した頃に一気にいくつもりだったんでしょうけど
その心配もなく、桃さんを好き過ぎてたった数日でピークに達してしまいましたね(笑
ちょっとアンバランスな二人ですけどこれはこれで良いんじゃないでしょうか
不意を突かれた時の桃さんの驚いた表情が可愛かった
最後の表情も艶っぽくて最高でしたね
不思議と読み終えた後心地良い気分になれる作品でした 桃さん最後まで素敵な女性でしたね。これからも、この調子で(笑)。
今月とみに夢中になれるヒロインの一人でした。
◆大人のおもちゃの作り方/涼宮和貴
ルックスだけ見れば、それなりに経験ありそうな二人なんだけどね(笑
年もそこそこいってるだろうし・・・なのに、二人とも未経験でした!って顛末が逆に良かったと思います
具体的に書くと、敢えて経験豊富そうって盤石の行為にいかずに、この雰囲気で両方初めてだっつーのが意外性として冴えてた、と思う。
十中八九、そのまま付き合いそう。でもなんか、こういうからかいあえる上司と部下の関係っていいよねえ。
ある種の憧れですな。恐らく14ページ目ラストのコマのちょっと照れを隠すような表情が豊島社長の本心を物語ってそう。
◆嫁入りの唄/午後13時
最早「田舎の狂ったしきたり」を書かせればこの雑誌で右に出るものはいない状態ですな。
というか雰囲気作りも本当に上手くて、不気味な絵面の出し方とかも絶妙で容易に作中観にのめり込む事が出来ます
紅潮した表情やお香により騙されて行為に臨まされる展開など中々に興奮出来る要素満載で良かったです
個人的にこういう「田舎の狂ったしきたり」って成年漫画の常套パターン大好きなんでその意味でも良かったです(笑
どんどん快楽に堕ちていく、淫靡に乱れていく様は「田舎」という舞台設定も相俟ってとてもよろしかったですね
最後は見開きでド迫力のフィニッシュを演出、ラストの嫁さんの乱れを知った後の悦楽的な表情がまた官能的で本気でゾクゾクしました
確かな力量とセンスの元に描かれているコンセプト極まる一品です。
◆アイツ~後編~/うみうし
なるほど、二人をくっ付ける為・・・の存在だったんですね
前回の引きがやたら気になってたので最初に読んだんですけど、
ただ内容的には従順なハッピーエンドだったんで普通にラストに読めば良かったかなと反省。
そんな訳で、今年すっごいお世話になった雑誌の一つでした
2カ月っていう刊行ペースがね、良い具合に読みたさを煽ってくれましたね(笑
今月はbroilerさん、午後13時さんの背徳を思いっ切り煽ってくれる作品から、
夏八さん、ぽてころさんのラブラブな作品までバランス良く楽しめてとても良かったですね
特に夏八さんは前回から引き続きレベルの高いキャラメイキングを披露されてるので次回作も楽しみですし
broilerさんのぱにゅまるは今まででも随一のキャラデザを誇ってたり色々と俺好みの号に仕上がっていました
ぽてころさんのも余韻のある終わり方でとても良かったな。
次号は個人的に大好きなichiroさんも参加されるとのことで実にワクワク、ですね♪