サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

FOUR GET ME A NOTS/LOSTAGE“POLLY NIGHT”@千葉LOOK 15.2.20

2015-02-24 | LIVE
先週の金曜日、ロストエイジとフォゲミのツーマンを観に地元千葉へ繰り出してました。







いきなり余談ですが、千葉LOOKは自分が住んでいる市から一番近いライブハウスです(ホール含めるとまた別ですが)
なので結構公式HPのスケジュールをチェックしてたりするんですがちょっと前に覗いてたらLOSTAGEの名前があったんですね
その時思わず「嬉しい!」って感じたんですけど、
何故かと書くとロストエイジってツアーやイベントで千葉に来る時は大体柏のハコを選ぶんで
実はあんまり千葉LOOKでやってるイメージがなかったんです
だから、大好きなロストエイジを地元で観れる・・・!って事でいつもよりテンション高めに向かったこの日

何気に観るのも久々だったんでその意味でのワクワクも大きかったんですが
その期待をあっさり越えて「いつも通りでいつも以上」の最高なステージングを披露してくれました
観客も結構入ってて程良い盛り上がりも心地良く正直会心のライブであった、、、と個人的に感じられました
何よりも自分の地元である千葉でこんな最高のライブをかましてくれたことがすっごく嬉しくて
ロストエイジと同じく地元愛の強いフォゲミが対バンだった効果もプラスに働いて
めちゃくちゃ“イイ感じ”の夜に仕上がってたと思います
全力も全力、
ハコ側の企画ライブとは思えないくらいアットホームかつ刺激的な空間が広がっていて
正直最高でした・・・ってはっきり書きたくなる類の対バンライブだったと思います。

数年前、ノベンバを千葉ルックで観れた時もめちゃくちゃ嬉しかったんですが
その時にも劣らないくらい「大好きなバンドの最高のライブを地元で観れる多幸感」を味わえたと感じました
ロストエイジ、フォゲミ、そしてブッキングの山川さんにも大きく感謝したいです。ありがとうございました!!
想い溢れる素晴らしいツーマンでした。














FOUR GET ME A NOTS

勿論名前は知ってますし、フォゲミという略称も存じてますが
実はライブを観るのは今回が初めてでした
でも、正直な話、この手のバンドなら初めてでも「きっと楽しいだろう。」って確信もあったので
特に迷わず参加を決めたんですけど、それは正解だったようで安定して盛り上がる事が出来ました
アスパラガスをリスペクトしてるらしく(物販でもアスパラT着られてました)なるほどアコースティックの曲もあったり
時にはヘドバン推奨ってくらい激しい曲があったり中々良かったです

しかし意外な事実も判明、
ロストエイジを日本の3ピースバンドで3本の指に入るくらいリスペクトしている、と石坪さんが発言
ちなみに他はブランキージェットシティとアスパラガスらしいんですが
すっごくニコニコしながら語られてたので本当なんだろうなあ・・・としみじみ
この対バンに関してそんなに相思相愛的なイメージはなかったんですが(実際そんなに対バンしている印象はない)
そのMCで一気に観てるこちら側としても「そうだったんだ!」ってテンションが上がって場の空気も変わったような気がしました
フレッシュで勢いのあるメロディック・パンクを存分に楽しめましたが案外相性も良かったのでまた対バンして欲しいですね。
3月にはベストが出るらしいのでそれを入門編にしてチェックしてみようかな、と。「The first thing」って曲が特に良かったです。



LOSTAGE

1.コンクリート/記憶
2.Nowhere/どこでもない
3.いいこと/離別
4.Flowers/路傍の花
5.BLUE
6.楽園
7.SURRENDER
8.INSIDE/OUTSIDE
9.DOWN
10.手紙
11.Good Luck/美しき敗北者達
 
アンコール
12.ひとり
13.カナリア

ダブルアンコール
14.2:50



ファンなのにも関わらず去年は都合が悪くて新譜のツアーには一日も参加出来ませんでした
だから、この日のライブで新曲を5曲も生で聴けて結果的に凄く得した気がします
またどれも生で聴くとより良い、というか
スケールが増してましたね
一曲目の「コンクリート/記憶」は流石の格好良さ、に加えて情景が浮かんでくるような歌もとても良かった
そしてニ曲目の「Nowhere/どこでもない」に関しては今のロストエイジのシックな魅力が音源以上に出ていて堪らなかったですね
ちょっと大人っぽい雰囲気というか、こういう一面もまた新鮮でやっぱり新譜の曲もイイなあ、と再確認
必死に足掻くように歌う「いいこと/離別」は純粋に熱くて尚且つ拓人さんの華麗なギターさばきも聴きどころでした
そんなグッと来るムードを加速させるように新譜のリードトラック「Flowers/路傍の花」、
この曲はポップで沁みる良い曲なんですが生で聴いていると、


僕らはいつでも答えを

の部分が余計に感情に作用してくれて滾るものがありましたね。
珍しく言葉遊びのような歌詞のパート(そばにいたのか~の所)も実際に聴くとかなり快感でした
ハープを弾く岳久さんの姿も新鮮でしたし、この辺は新譜のリリースツアーに行ってない影響もあって
いちいちフレッシュさを感じて自分の中ですっごく盛り上がった気がします。
「まだ夢を見てる」
「僕らはいつでも答えを」
今のLOSTAGEが歌うからこそ余計にグッと来るんだろうなあ・・・とも感じつつ。


MCで五味兄のお店に直接電話してきて「来て欲しい」と誘われたこと、それが嬉しかったという話と
先ほどのフォゲミ石坪さんの発言に関して「マジか!」「そんなん言われたの初めて」など
素直に喜んでる風の五味兄と「嬉しさが伝わってこーへん」とツッコむ五味弟のやりとりで笑いつつ(笑
勢いよく「BLUE」を疾走感溢れる熱量で披露、ただひたすらに気持ち良かった
そして「楽園」に関してはバラッドなのに岩城さんの一音一音がいちいちデカい主張の激しいドラミングに完全に魅了されてました
あの方の一心不乱に、まるで鬼のように叩くドラミングはファンならずとも是非一度は観て欲しい
しっとりした作中観も恍惚

久々の「SURRENDER」に琴線を揺さぶられつつ、全力で歌う岳久さんの姿に胸が熱くなる
そしてかなり意外な選曲だった「INSIDE/OUTSIDE」は横揺れ出来るリズム感が楽しかった
MCで「また千葉に来たいですね」としみじみ語る岳久さんの姿と佇まいは
あくまで客目線ですが結構手ごたえを感じられてたんじゃないかな・・・なんて勝手に想像しつつ
強烈なシャウトが炸裂する「DOWN」を叩きつけ、
その流れで名曲「手紙」を劇的に披露して本編もクライマックスへ
ヒリヒリしていてかつシリアスな空気がめちゃくちゃ心地良さを誘う中、
最後の曲は「Good Luck/美しき敗北者達」でした。

グッドメロディ、素朴で優しい歌声の前半に魅了されつつ
この曲は生で聴くと後半の演奏パートが音源とは比較にならないくらい白熱するんですけど(勿論音源のも最高です)
この日は・・・髪を乱しまくって気が狂ったように、“生”をステージに、あの空間に刻み込むかのように修羅レベルのドラミングを見せつけた岩城さん
コンセントレーション「しかない」ような状態で懸命にギターを弾き倒す拓人さん
そしてベースを床に於いて床でベースを弾くパフォーマンスを見せた岳久さんの極まってる姿・・・と
正に一つのでっかい塊と化して鮮烈な音像を表現している白熱を越えた白熱にノックアウトされてしまいました
あの「ここで燃え尽きても構わない」と言わんばかりのエネルギーの放出具合は本当に凄くてですね
激しい演奏なのにも関わらず逆にジーンと来てしまうエッセンスに満ちていてもう恍惚ですし最高でした。
ああいう全力で今を生きている、鳴らしている姿を見るとやっぱちょっと元気になるし
もらえるパワーもめちゃくちゃ大きいな、と。
また忘れられない瞬間を得れました。
ありがとうございました。


アンコールも「ひとり」の後半、キレたような盛り上がりと狂騒具合が最高でしたし
音楽的オルガズムに溢れていたと思います
「見渡してる~」の辺りの岳久さんのキレ気味のボーカルがあまりにも格好良くて痺れちゃいましたね
観客の熱狂度合いも凄い事になってて凄まじくタイトなビートをフロアに叩きつけた「カナリア」が終わっても、
SEが鳴り始めても鳴りやまない拍手に応えてダブルアンコールまで敢行!!
正直めっちゃ嬉しかったんですが、
かなり盛り上がってる手ごたえを感じてたんで内心「あるかな?」って期待もしてました(笑

結果的にダブルアンコは大正解だった気がします
最後の最後はバラッド「2:50」だったんですが、特に盛り上がったこの日だからこそ
最後に壮大なバラッドで締める~って方が凄くいいなあ・・・と聴きながら歌詞の内容にしみじみしながら感じていました
あと地元で初期曲を聴けるのもすっごくイイな、とも思いつつ(笑 最高に白熱して叙情的でもあったライブは本当に終了、
ステージ脇でずっとフォゲミの石坪さんがアンコールの時観てたっぽくてそういうのもまた素敵だなあ、と
共に地元愛あるバンド同士の対バンはとても良い塩梅に仕上がった気がします。
改めてロストエイジ、フォゲミ、企画の山川さんに感謝を。















行く前からかなりワクワクしてる時って
そのワクワク以上のものを体験出来ると余計に幸せだなあ、と
期待を越えて来てくれる訳ですからね
去年はあんまりロストエイジのライブに参加出来てませんでしたが、今年は都合と相談しつつまた沢山観たいな、と思ってます。
ネットで見たインタビューによると新しいミニアルバムの構想もあるみたいなんでそれ含めて今年も応援したいですね。