サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

「ひなこのーと」のススメ~TVアニメ放送直前記念

2017-04-07 | ひなこのーと
ついに始まりますね。










今夜、「ひなこのーと」のアニメが始まる
それ自体はとっても楽しみだし、喜ばしい出来事ではあるのだが
最近はアニメ化という出来事自体にあまり素直に心が躍らなくなって来ている
理由は2つある。
①メジャーになってしまう

・・・いやいや、こんな中学生のような事を思わんでも・・・笑
でもなんか、漫画とアニメって全然違うものだし、意外とファン層も被ってないんですよ
だからちょっと、漫画は漫画のままで、、、みたいな、ワガママな気持ちもあるというのが個人的な本音だ
まあでもそれでもチェック不可避なあたりはやっぱり気になっちゃってるんだろうな。とは思う。

②クオリティが気になる

昔はアニメ化ってだけでただただ純粋に嬉しかったんですけど、
今はSNS全盛の時代な訳で、ただただ純粋に観ていた頃とは違うんですよね
兎角野暮な視点の嵐なイメージが強いので、やっぱり「そこ」は気になってしまうんですけど
でも最近は割とシャットアウトしてるというか、ほぼほぼ自分の感想オンリーな感じにはなってるので
それさえ徹底してればまた子供の頃みたいに純粋に観れるのかな。。って気はしています
なんでも玄人化しちゃうとちょっと堪らないというか、
ちょっと自分自身が今の時代に合わないのかもしれません。







ひなこのーとを本格的に好きになったのは2巻に入っているひととせの初公演のお話です
究極的にエロい扉絵と、美少女4コマとは思えぬ露骨なサービスカットの連発に度肝を抜かれた記憶があります
ぶっちゃけて言えば、単純に「お世話になった。」というレベルだったんですが(笑)、
つまりはお色気と日常的雰囲気を両立させているところにこの作者のセンスを感じたんですよね





この4コマもエロくてエロくて・・・
画力も表現力も半端ないな、、、と思いつつ、
その圧倒的な「可愛さ」といいキューンの中でも飛び抜けてキャッチーな漫画であると思います
初期の頃はまだ絵柄がもっさり(といいつつ、かなり上手い)してるんですけど、2巻目になると相当洗練されていて
正直その美麗すぎる絵を眺めてるだけでも眼福気味な漫画に進化しているのが更なる凄みを感じさせますね。







ただ、お話も真っ当に面白い。
どちらかと言えば、一歩一歩真面目に歩んでいくというか、
俺の好きな「堅実な」方向性の話運びに仕上がっているので、
読んでいて気持ちが良い。
主人公のひなこが最初からダメダメな分、
着実に成長が提示しやすいタイプのストーリーにもなっているので
その点ではアニメ向きなのかもしれない、、、とは思います
大体2巻分の範疇で終わるのかな。。とは予想してますが(最後はひととせの初公演をアニメで再現して終わり、かな?)、
その分丁寧に描いてくれそうな期待、、、というか、予感もあったりして、その意味合いでも楽しみです
気が付けば90年代のアニメばっかり観ているノスタルジー野郎になっちゃってますが、
これはきちんと観よう!って思ってます
なぜなら、原作ファンだから。。という事で。





ネタもきっちり面白い
1巻よりも2巻の方がはっちゃっけてて好みかな(笑
ひなこのかかし化も絶好調だし、まゆちゃんの人形化(紅潮)も絶好調笑
女の子同士のストレートないちゃいちゃ模様も観ていて純粋に楽しくなって来てるし、
キャラのお色気もどんどん増して来て美少女版ラーメン二郎みたいな漫画になっているのが凄いです
可愛さあり、いちゃいちゃあり、クスクスあり、エロあり、ほっこりあり、、、となんでもござれのスタンスですね
この手の作品の中では、誤魔化しも奇を衒うことも一切していない正真正銘のストレートを投げ込んで来てるのが潔くて格好良い
アニメでどれだけ原作の可愛さと官能っぷりが再現されるのか、期待しながら注視していきたいと思います。押忍。












個人的にはひな子のコミュ障っぷりと健気なところが大好きです
いつでも弱気で、自分に自信がなくて、それでも一生懸命頑張ってて。。っていう、
正に自分の好みドンピシャな主人公に仕上がってるので、それもあって素直に好きになったのかもしれない
なんにせよ、久々に「自分の好きな漫画がアニメになる」現象に立ち会えるのは純粋に楽しみ。是非。